「Cross Site Image Overlaying」(XSIO)というWebアプリの脆弱性について解説した論文が公開された。 クロスサイトスクリプティング(XSS)と同種の脆弱性として、「Cross Site Image Overlaying」(XSIO)という脆弱性について解説した論文が公開された。SANS Internet Storm Centerがサイトで紹介している。 論文はスイスのセキュリティ研究者が執筆し、Webアプリケーションに対する新手の攻撃手法について解説。この攻撃は非常に容易に仕掛けることができ、状況によっては甚大な影響を及ぼすと述べている。 SANSによれば、XSIOは基本的にはXSSと同じだが、スクリプトの代わりに画像を参照させ、CSSを使ってWebサイトの重要部分に配置されるという。 防御策はXSSと同様、入出力情報の認証を行うことであり、ユーザーからの入力
![新手のWebアプリ攻撃手法「XSIO」、XSSと同様の影響](https://cdn-ak-scissors.b.st-hatena.com/image/square/7e51372d18138e90ed2c8d95d693065718b5e361/height=288;version=1;width=512/https%3A%2F%2Fimage.itmedia.co.jp%2Fimages%2Flogo%2F1200x630_500x500_enterprise.gif)