さようなら原発“17万人集会”坂本龍一「たかが電気のために…」 「さようなら原発10万人集会」で参加者に向かってあいさつする、音楽家の坂本龍一 Photo By 共同 脱原発を訴える「さようなら原発10万人集会」が16日、東京・代々木公園で開かれ、主催者発表で約17万人が参加した。呼び掛け人の一人で音楽家の坂本龍一(60)は、国内の全原発が停止した1970年にも同所での抗議行動に参加。「たかが電気のために、なんで命を危険にさらさなければいけないのか」と語気を強めた。 最寄りのJR原宿駅から代々木公園に向かって途切れなく人波が続き、歩道は身動きがとれなくなるほど大混雑。東京の最高気温が33度の暑さの中、公園を埋め尽くした参加者たちが「原発反対!」と声を張り上げ、メーンステージでは呼び掛け人らが続々と登壇した。 坂本は胸に「NO NUKES」(原発はいらないの意味)とプリントされた長袖の