グーグルは2009年9月4日,ストリートビューから得られる画像を二次利用して「被差別部落が撮影されている画像のURLを,掲示板上で示している」などと人権団体から指摘されていた問題について,悪質な画像の二次利用の申告を受け付ける窓口を設置すると発表した。名誉毀損やいじめ,嫌がらせなど悪質な二次利用と認められた件については,グーグルがWebサイトの運営者に削除要求する,または訴訟などの法的措置を講じるとしている。また,削除要求が受け入れられない場合は,そのWebサイトを検索のインデックスから削除し,グーグルでは検索できないようにすることも検討しているとした。 ストリートビューは総務省が8月25日に公開した「利用者視点を踏まえたICTサービスに係る諸問題に関する研究会」第一次提言において,公開する画像の悪用を禁止する注意喚起や警告の表示や,画像の削除申請に速やかに応じる体制作りといった対処を求め
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