新型コロナウイルスに感染し自宅で療養する人が増える中、自治体では血液中の酸素飽和度を測る「パルスオキシメーター」の備えを拡充する動きが相次いでいます。 「パルスオキシメーター」は指先に装着し、体内に酸素をどの程度取り込めているかを示す酸素飽和度を測る医療機器で、自宅などで療養している人の症状の変化を捉えるために自治体などが整備を進めています。 このうち東京 千代田区では、自宅療養者が先週末の時点でその前の週のおよそ2倍の120人余りに急増しています。 「パルスオキシメーター」を200台確保して貸し出していますが、先週新たに200台を注文したということです。 千代田保健所の原田美江子所長は「自宅療養者の急増でパルスオキシメーターが到底足りなくなることが予測できたほか、回復した人からの返却が遅れていることもあり、追加で注文した。自分で購入する人もいるが、自治体のほうで十分確保できているので、で