クロマグロなどが大量に死に、ことし6月に飼育を再開した東京の葛西臨海水族園では、マグロが水槽に慣れてきたとして、28日から衝突を防ぐためのテープを剥がして展示を始め、訪れた人たちは勢いよく群れで泳ぐマグロの姿を楽しんでいました。 水族園ではマグロが透明な水槽に衝突して死なないよう黄色いテープを貼っていましたが、マグロが水槽に慣れてきたとして、28日からテープを剥がして展示を始めました。 水族園によりますと、新たに入れたマグロ77匹のうち、移送中に傷ついたり水槽にぶつかるなどして、これまでに10匹が死にましたが、当初の見込みより少なく抑えることができているということです。 水族園を訪れた人たちは勢いよく群れで泳ぐマグロの姿を楽しんでいました。 夏休みで家族と訪れた千葉県成田市の小学3年生の女の子は「テープがなくなってきれいな水槽でマグロが見られました。元気に泳いでいてよかったです」と話してい