悪態をつく人は頭が悪く、語彙に乏しいというイメージがあるかもしれない。だが、専門家が明らかにしたところによれば、どうもそうではないらしい。悪態は知性の証かもしれないのだ。 『ワッツ・ザ・F:言語、脳、私たち自身について罵りが明らかにしてくれること(原題:What the F: What Swearing Reveals Our Language, Our Brains, and Ourselves)』の著者である、カリフォルニア大学サンディエゴ校のベンジャミン・ベルゲン(Benjamin Bergen)氏によれば、罵り言葉(スラング)について多くの人が誤解しているという。 口汚い罵り言葉をたくさん思いつく人ほど語彙が豊富で表現力が豊かであるという研究結果が明らかになった。