上司のキツイ一言で、Excelに本気になった 筆者は会社員時代、某大手飲料メーカーのマーケティング部門でExcelを使っての各種データ分析を担当することになりました。 Excelはなんとなく使えると自分では思っていましたが、ここでそれがとんでもない勘違いだったことを思い知ります。 筆者がそれまで経験してきていたのは、せいぜいシンプルな予算管理表程度のExcelであり、「数字をいじると別のセルに入力してあったSUM関数(指定したセルの数値を合計する)の結果が変わって便利だな」という程度の、本当に初級の初級レベルのスキルしかなかったのです。 マーケティング部門には、社内の様々な部署から、データ作成の依頼がきます。例えば、 「毎月の売上高の前年比と予実比を、商品別・支社別・業態別にまとめて欲しい」 「全取引先との商談進捗状況と成約率を、各支社からヒアリングの上、まとめて欲しい」 ……などです。そ
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