免疫力を高めるカギは、「睡眠」「整腸」「体温」の3つ。 高熱、胃腸炎などを起こす風邪は、多かれ少なかれ誰でも起こしがちな症状。すごく身近だけど、実は「風邪」という病気は存在しない。医学的には上気道感染症と言い、目に見えないウイルスや細菌、カビなどが原因で起こる感染症のうち、口や鼻、喉を中心に症状が強く出るケースがそう呼ばれている。 感染力が強く高熱を出すインフルエンザや最近話題のはしかも感染症の仲間だし、急に嘔吐したり下痢をするウイルス性胃腸炎も、ウイルスが胃腸に入って胃腸の働きを悪くすることで起こる感染症のひとつ。だから「お腹の風邪」と言われるのだ。 風邪の原因となる微生物の9割はウイルスで、残り1割が細菌やマイコプラズマなど。ではどんなウイルスや細菌に感染すると風邪をひくのだろうか? 「風邪の原因菌は200種類もあり、これ!とは言い切れません。ただひとつ断言できるのは、ウイルスや細菌、