コロナショックを契機に導入が進んでいたテレワークだが、5月25日の緊急事態宣言全面解除以降は雲行きが怪しい。通常営業へ戻る会社、フルテレワークから出社とテレワークを混ぜ合わせた「まだらテレワーク」へシフトする会社も多く、導入率の伸びは頭打ちになっていそうだ。 そんな緊急事態宣言解除後のテレワークの実態についての調査がこのほど、株式会社パーソル総合研究所によって行われたので、その結果を紹介していきたい。 (1)緊急事態宣言が解除された後のテレワーク実施率 緊急事態宣言が解除された後、正社員のテレワーク実施率は、全国平均で25.7%。7都府県に緊急事態宣言が発出された後の4月中旬は27.9%であり、2.2ポイントの減少(図表1)。 図表1.テレワーク実施率の推移 調査の回答日別にテレワーク実施率をみると、5月29日(金)は30.5%、6月1日(月)は23.0%と、7.5ポイントも減少。緊急事態
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