日曜日の夜、お風呂あがりに 娘が駄々をこねはじめた。 まだまだ遊びたりないのだと。 もっとママと一緒に遊びたかったのだと。 えっ、一緒に公園に行ったのに……? お友達親子をわざわざよびだして、 はしゃぎはじめるまであれこれ気をもんで、 子ども同士できゃっきゃし始めてからも ずいぶん長い時間 ベンチで見守っていたというのに。 夕ごはんのあとには、 またトランプしたよね?? キッチンからの声だけの参加だけど、 お店屋さんごっこだってしたよね?? そうかい、そうかい、まだ足りないかい。 ぶつくさ言う娘に わざとらしいほどのため息をついてみせてから、 キッチンへ行く。 昼間にやりきれなかった作りおき。 コンロに火をかけると、やがて 食いしん坊の娘がやってきて、 私の顔色をうかがってから、 「こんな時間にお料理してると、おなかがすくわ」 と、フライパンの中をのぞきこんだ。 平日の私を助けるための作り
わたしのはてなでのニックネームは『わいだん』だけど、実際のあだ名も『わいだん』だったりする。 これを期に公開してしまうけど、それがしの名は『可愛 男吉(かわい だんきち)』と申す。 以後お見知りおきを。 もうお分かりでしょう。 か『わい』『だん』きち=『わいだん』だ。 待って。一旦待って。疑う気持ちは分かる。 今までわたしの記事を読んでくれていた人なら、なおさらウソだと思うだろう。 でも騙されたと思って、取り敢えず聞いてほしい。 わたしは中学生の頃、両親を問いただしたことがある。 なぜわたしの名前をお笑いマンガ道場の『車だん吉』みたいにしたのかと。 父はわたしにこう言った。 「これからの世は、男らしい男というだけではダメだ。男らしさの中にも可愛らしさを備えていなければならない。お父さんとお母さんは、君にかわいい男性になって欲しいという願いを込めて『可愛 男吉(かわいだんきち)』と名付けたん
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