分岐点でのアリの進路を調べた実験の様子(2014年12月23日提供)。(c)AFP/UNIVERISTY OF BRISTOL/ EDMUND R HUNT 【12月25日 AFP】岩場に生息する欧州のアリの一種は、道の分岐点で左に曲がる場合が大半を占めるとの研究論文が24日、英国王立協会(British Royal Society)の専門誌バイオロジー・レターズ(Biology Letters)に掲載された。この集団的な習性は、アリの生存において有利に働いている可能性があるという。 人間を含む多くの生物は、動作や感覚において、右か左の一方を他方より好む傾向を示す。 英ブリストル大学(Bristol University)と英オックスフォード大学(Oxford University)の共同研究チームが発表した論文によると、例えば人間の9割は右利きであり、セイヨウミツバチは主に右目を使って対