「あなたがYESでも、わたしがNOなら性暴力。」というコピーで相談先を紹介する啓発ポスターが、なぜかツイッターで与党政治家*1や倫理学者などから批判的な注目を集めていた。 社会全体で性暴力の問題を共有しようという啓発ポスターについて、与党議員がとりさげさせようとする理由がよくわからなかったが、某大学教授の批判で少し見当がついた - 法華狼の日記 引用リツイートしている自民党の山田太郎氏の発言はまったく具体性がない。山田氏によって啓発や表現が抑圧される懸念はあるが、反論や議論する材料がない。 「男性が被害を受ける場合を描いていない」という批判もあったが、エントリで紹介ツイートを引いたように、さまざまな場合を具体的に描いたコンテンツのひとつでは女性が権力をもつ場面もあった。 こうした権力関係で抗議できない想像できない立場それぞれを啓発する表現として、冒頭のポスターはかぎられた情報量の制限がある
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