飲食店にとって、何度も通ってくれるお客さん(おなじみ)はとても大切な存在です。一度だけではなく二度、三度と「また訪れたい」と思ってもらうためには、どんな工夫が必要なのでしょうか。 常連客を増やす施策のヒントを名物店主に伺う企画「常連客を生む店づくり」。今回、話を聞いた榎本稔さんは、都内でハンバーグ専門店を運営する「榎本ハンバーグ研究所」のオーナーシェフ。ハンバーグに特化し、これまで開発したメニューは400種類を超えるほど!ユニークなお店づくりとともに、ハンバーグ研究家としてテレビやメディアに出演する機会も多い人物です。一方で、オリジナリティーを維持するために自身は「今、他のお店に通うことはほとんどない」とも。 そう考えるようになった経緯は? そして、お客さんを飽きさせない工夫とは? インタビューの舞台は北区にある「榎本ハンバーグ研究所 西ヶ原店」。常連客になってもらうための取り組みから榎本