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ブックマーク / kenmogi.cocolog-nifty.com (3)

  • 茂木健一郎 クオリア日記: プリンシプルの人

    「プリンシプルの人」 茂木健一郎 小さな頃から、日の新聞を読み、テレビを見て育っているから、政治の報道のされ方については、「こんなものだろう」という「相場観」のようなものを持っていた。小沢一郎さんについての一連の報道も、途中まで、そんなものかと思っていた。 「政治とカネ」とか、「豪腕」だとか、小沢一郎さんを巡って報道される時の決まり文句のようなものも、政治報道というものはそういうものだと思っている限りにおいては、違和感がなかったのだろう。 それが、どうもおかしい、日のメディアの報道を見ていても、政治当のあり方、政治家の素顔は見えないのではないかと思い出したのは、今年(※2010年)になってからである。小沢一郎という人の質も、メディアの報道のされ方を見ていただけでは伝わって来ない。そんな風に思うようになってきたのである。 メディアの力は大きい。どのような世界観に基づいて、どんなこと

    Hayama01
    Hayama01 2011/01/06
    小沢一郎さんとの対談を終えて、その印象を一言で表現すれば、「プリンシプルの人」だということである。
  • 茂木健一郎 クオリア日記: 海老蔵さんからの電話

    シンガポールでの国際会議、Social Innovators Forumに出席するために、ホテル一泊、機中一泊でかの地を訪れた。 会議の朝、ホテルで準備をしている時に着信があった。発信者が表示されなかったので、ふだんは出ないのだけれども、何か気になることがあって、珍しく電話をとった。 間違い電話もあるので、最初は「はい。」とだけ言うことにしている。そうしたら、電話の向こうでためらって、息を飲むような気配がした。その声で、「あっ!」と思った。 「茂木ですけど。。。」「海老蔵です。」 やっぱりそうだったか! 「ブログ、っていうか、ツイッターなんですか、読ませていただきました。ありがとうございます。」 「ううん。そんな。。。。」 5分くらい話したろうか。こちらからは、とにかく労る言葉をかけるしかない。「大変だったね。だいじょうぶ? とにかく、一日も早く回復してください。」「ありがとうございます

  • 茂木健一郎 クオリア日記: 市川海老蔵さんについて

    11月26日にこのブログに書いた日記を、入院中の市川海老蔵さんが読んで下さったらしい。 連日の報道については、いろいろと思うことがある。考えは全く変わっていないので、改めて、当日に書いた日記を再掲する。 これまで、忙し過ぎたんだから、これを「休む」良い機会だと思って、ゆっくりと治していただきたい。一日も早いご快復を祈る。海老蔵さんの笑顔を見るのを、みんな待っています! 「海で荒波にもまれている漁師が、数日間陸に上がる、そのような狭間」 歌舞伎役者というものが、いかに過酷な稼業であるか、なかなか想像できるものではない。 公演が始まれば、ほぼ一ヶ月、休みなしで演ずる。一番大変なのは、昼夜通し公演で、朝から晩まで、休みなしに台詞を吐き、舞台を飛び回り、見得を切らなくては行けない。 声を整え、体調を維持する。その努力は大変なものである。だから、公演中は、市川海老蔵さんは文字通り劇場と家、あるいは

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