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茂木健一郎 クオリア日記: プリンシプルの人
「プリンシプルの人」 茂木健一郎 小さな頃から、日本の新聞を読み、テレビを見て育っているから、政治... 「プリンシプルの人」 茂木健一郎 小さな頃から、日本の新聞を読み、テレビを見て育っているから、政治の報道のされ方については、「こんなものだろう」という「相場観」のようなものを持っていた。小沢一郎さんについての一連の報道も、途中まで、そんなものかと思っていた。 「政治とカネ」とか、「豪腕」だとか、小沢一郎さんを巡って報道される時の決まり文句のようなものも、政治報道というものはそういうものだと思っている限りにおいては、違和感がなかったのだろう。 それが、どうもおかしい、日本のメディアの報道を見ていても、政治の本当のあり方、政治家の素顔は見えないのではないかと思い出したのは、今年(※2010年)になってからである。小沢一郎という人の本質も、メディアの報道のされ方を見ていただけでは伝わって来ない。そんな風に思うようになってきたのである。 メディアの力は大きい。どのような世界観に基づいて、どんなこと
2011/01/06 リンク