昨日の9月11日に、日本MITエンタープライズ・フォーラム主催、マサチューセッツ工科大学メディアラボ副所長の石井裕教授の「情報生態系の変化と独創・協創・競創の未来」をUSTEAMにてライブ視聴をした。 石井先生はタンジブルビット研究の創始者で、1995年にMITにヘッドハンティングで招聘された後、瞬く間に高い評価を得て、世界のMITの教授でもわずかな教授しか得ることの出来ないテニュア(終身在職権)を取得し、メディアラボの副所長を務め今日教鞭を振るわれている。 以前、石井先生が寄稿された「独創・協創・競創」についての記事(PDF)を拝読させて頂いた。一見、工学博士による講義となると、難しいサイエンスに裏付けされた確固たる理論のみと思われるが、石井先生の講義とMITメディアラボが生み出すコンセプトは、クリーエーターだけでなく、現代社会に生きる人間の万事に通ずる哲学、イノベーティブ(Innova