米航空宇宙局(NASA)が発表した、高温の惑星(左)が恒星に飲み込まれつつある様子を描いたイメージ図(2010年5月24日提供)。(c)AFP/NASA/ESA/G.BACON 【5月25日 AFP】銀河系内で、惑星が周回している恒星に飲み込まれる過程が、米航空宇宙局(NASA)のハッブル宇宙望遠鏡(Hubble Space Telescope)によって観測されたことが明らかになった。今月10日の学術誌「Astrophysical Journal Letters」上で発表された。 この惑星はWASP-12bと呼ばれ、表面温度が約1500度という銀河系内で知られている限り最も高温の惑星だとされている。この惑星は今後1000万年ほどで恒星に飲み込まれてしまう可能性があるという。 英通信制オープン大学(Open University)のキャロル・ハズウェル(Carole Haswell)氏を中心