前原外相に献金した京都市山科区の在日韓国人女性の携帯電話には、6日午後9時前、前原氏本人から連絡が入った。女性によると、前原氏は「辞めます」と告げ、「ごめん、ごめん。迷惑かけてごめんなさい」と何度も謝っていたという。 焼き肉店で仕事中だった女性は「こちらも迷惑かけて申し訳ない。これからもがんばりや」と返答した。電話を切った後は「私のせいで辞めなあかん」と手にしたふきんで涙をぬぐった。 女性は気を取り直し、朝日新聞の取材に「まだ若いんやから、また戻ってきたらええ。すぱっと辞めるのは男らしい。みんなに頭を下げて回ったらええ」と話した。