非常に興味深い記事を発見しまして、そこからわが家の自閉症スペクトラム(アスペルガー症候群)の当事者3人に起こっていた事の裏付けになりそうなので、ちょっとまとめてみようかと思いました。 福井大学と金沢大学の合同チームが発見したもので、【自閉症スペクトラムの人の脳は、相手の心を理解する部分と、自分の考えや行動を司る部分のつながりが弱く、ほとんど連携していなかった】というものです。対して定型発達者は、両方の部分が相互的に連携しているのが、MRIで確認できたとか。 この【人の心を理解する】と【自分の考えや行動】の関係には、非常に思い当たるものがあります。以前にも発見された【発達障害の場合、左脳前部と右脳後部のつながりが弱い傾向にある】という記事と合わせて考えると、いくつかの特性の裏付けになりそうな気がします。