【ソウル=加藤達也】日本の朝鮮半島統治時代の1919年に起きた「3・1独立運動」の記念日だった今月1日、釜山の日本総領事館前で韓国人団体の関係者が同館の韓国人職員(46)に暴行を加え、けがを負わせていたことが8日、分かった。総領事館は事態を遺憾だとし、警備を担当する韓国警察当局に対策強化と再発防止を申し入れた。 日本の外交筋によると、1日午後、釜山市の日本総領事館前で複数の団体がデモを展開。午後3時20分ごろ、デモが暴徒化する恐れが出てきたのを受け、韓国人の男性職員が領事館の敷地の外で周囲の様子をカメラで撮影していたところ、デモ参加者4~5人に取り囲まれ、もみ合いとなった。職員はカメラを奪われた上、上着とネクタイを引っ張られて倒され、左手に軽傷を負った。 この日、韓国では朴槿恵(パク・クネ)大統領が演説で慰安婦問題を初めて具体的に挙げて日本側に解決を迫ったほか、国立歴史博物館で慰安婦漫画の
リリース、障害情報などのサービスのお知らせ
最新の人気エントリーの配信
処理を実行中です
j次のブックマーク
k前のブックマーク
lあとで読む
eコメント一覧を開く
oページを開く