関東で唯一の捕鯨基地である南房総市和田町の和田漁港で21日、 体長10・6メートルのツチクジラが水揚げされ、 地元の水産会社の社員によって解体作業が行われました。 南房総では400年ほど前から捕鯨が行われており、 これは日本のどの地域でも同じだと思いますが、 鯨を食料にするだけではなく、肥料や油にするなど、 海の恵みを余すことなく利用してきたそうです。 英「デイリー・メール」紙が解体作業の様子を、 赤色が目立つ10数枚の写真を使って記事にしており、 「皮を剥され」「切り刻まれ」など、鯨の視点で、 ショッキングさを強調するような表現で取り上げています。 この記事はオーストラリア版にも掲載されているのですが、 鯨だけを特別視するメディアの偽善や欺瞞に対して、 疑問を投げかける声が非常に多く寄せられていました。 その一部をご紹介しますので、ごらんください。 「もうやだこの国…」 豪紙『日本の捕鯨