オーストラリアのシドニー湾(Sydney Harbour)に係留されている豪軍艦「シドニー(HMAS Sydney)」(撮影日時不明)。(c)AFP 【3月16日 AFP】(写真追加)第2次世界大戦中にオーストラリアの軍艦「シドニー(HMAS Sydney)」を撃沈したと見られるドイツの巡洋艦の残がいが、オーストラリア西岸沖の海中で発見された。長らく捜索が続けられてきたシドニーの発見に大きく近付いたと期待が広がっている。 ケビン・ラッド(Kevin Rudd)首相は15日、オーストラリア最西端に近いシャーク湾(Shark Bay)の西約150キロ沖で、独仮装巡洋艦コルモラン(Kormoran)の残がいを発見したと発表した。 同首相は、シドニー探索の上で、今回の発見は大きな手がかりとなると述べた。シドニーは、1941年11月、激戦の末、645人の乗組員とともに撃沈された。 キャンベラ(Can