世界の現代戦闘車両のうち、戦車など装軌車を中心に集めました。105~120mm級クラスの主砲に特殊複合材料を使った防護装甲材、そして機動性を高めた動力装置を搭載したものが開発・装備されています。ただ、現在は次世代の要素技術、例えば電磁砲、電気駆動、特殊装甲などの基礎開発が主体で新規戦車自体の開発は様子見の状態で在来の戦車の改良・強化が主に行われています。特にC4I(Command, Control, Communications, Computers and Intelligence) などの情報・電子化機器の開発に力が注がれています。 主力戦車を自力で開発できない国は他国の戦車を備えていますが、より簡単で安価な IFV(Infantry Fighting Vehicle)や装輪式戦車を開発・装備している国もあります。