これは事件と言っていいだろう。今年に入って最大規模となる全国979スクリーンで公開された『アリス・イン・ワンダーランド/時間の旅』は、公開初週の土日2日間、動員27万3209人、興収4億2545万7700円という成績に終わった。これは、2010年に公開された前作『アリス・イン・ワンダーランド』と比べて、動員比で約33%、興収比で約32%という数字。6年という続編公開までのインターバルを短いとするか長いとするかは意見の分かれるところだろうが、いずれにせよこの規模の超大作の続編でここまで大幅ダウンした作品というのは前例が思い浮かばない。 前作との比較という点では、ある程度の苦戦は予想できた(もっとも、スクリーン数は前作の855スクリーンから大幅に増えているのだが)。まず、前作の記録的ヒットは、公開タイミング的に、その4ヶ月前に公開された『アバター』の社会現象化によっていきなり巻き起こった3D
「ゲスの極み乙女。」のボーカル・川谷絵音(27)との一連の不倫騒動を受けて、いまだ全ての芸能活動を休止中のベッキー(32)から4月22日、週刊文春編集部へ直筆の手紙が届いた。郵送ではなく、彼女の所属事務所である「サンミュージックプロダクション」の代表取締役社長・相澤正久氏によって本誌デスクへ直接手渡された。 このひと月余り、週刊文春はベッキー本人へのインタビューを事務所を通じて繰り返し申し込んでいた。結局、インタビューに応じることはなかったが、彼女は現在の心境を便箋5枚にわたり手紙にしたためたのだ。 ベッキーは手紙の中で、〈川谷さんへの気持ちはもうありません。文春さんで奥様が話された記事を読み、そこで初めて奥様のお気持ちを知り、自分の気持ちの整理がつきました〉などと、禁断愛の核心について綴っている。 最新の週刊文春5月5日・12日合併号では手紙の全文が掲載される。 <週刊文春201
2月2日に覚せい剤取締法違反(所持)容疑で逮捕、23日には使用容疑で再逮捕され、目下、囚われの身にある清原和博(48)。「週刊新潮」3月3日発売号が、その留置場生活の模様を報じている。 *** 清原は、東京・霞が関にある警視庁本庁の3階の留置施設で、ひたすら孤独と向き合う日々を重ねている。留置場関係者によれば、 「本庁の留置場は、南西の方角にあたる総務省側に位置しています。定員3人の部屋が8つあり、そのうちの一室を、清原は1人で使っているのです」 起床は朝6時台。掃除や朝食を済ませて軽い運動をこなし、取調室へ。昼を挟んで取調べは続き、18時の夕食以降は「自由時間」、21時に消灯……というのが1日の流れ。“個室”をあてがわれている清原とは事情が異なり、周囲の房では次々に留置者の顔ぶれが変わっていく。中にはこんな隣人も。 「隣の部屋には一時期、靖国神社のトイレに爆薬を仕掛けた韓国人の
アイドルで女優の高部あい容疑者(27)が都内の自宅マンションでコカインを所持していたとして、麻薬取締法違反(所持)の疑いで逮捕。その後、同法違反(使用)容疑で再逮捕された。 平成16年度の「国民的美少女コンテスト」ではグラビア賞を受賞。清純派のイメージも強かった彼女だけに関係者、ファンの動揺は大きいが、「高部さんに限らず、アイドル、モデルのコカイン汚染は凄まじい勢いで広がっている」と語るのは、某グラビア誌編集者のX氏(41歳)。 「六本木、西麻布界隈にあるサパークラブには、女優、モデルが関係者と立ち寄ることが多いのですが、そうしたお店の一部はオーナーとプッシャー(売人)が繋がっていて、要望があればすぐ店に持って来れるシステムになっています。たとえば某モデルと不動産社長が飲みに来て、社長が『今日は、あるの?』と聞きます。『ちょっと聞いてみますね〜』とオーナーがフランクに対応して、その日の
漫画家の水木しげるさん(93歳)が太平洋戦争へ出征する直前に記していた手記がみつかり話題となっている。手記には、押し寄せる死の恐怖に自己の未来を憂いながらも、自分はこうありたいと願う20歳の若者の葛藤がみずみずしい筆致で描かれていた。 【その他情報】『水木しげる出征前手記』原稿。 手記は2015年5月末、水木さんの長女・原口尚子さん(52歳)が古い書簡の整理をしていたときに発見した。原稿用紙38枚に書き連ねられた内容から、水木さんがラバウルへ出征する昭和18年の前年、昭和17年10月から11月にかけて執筆されたと推測される。当時水木さんは満20歳で徴兵検査を受け、合格通知が届いており、近いうちに召集され入隊することを予想していた。翌春には鳥取連隊に入営し、やがて南方戦線へと送られることになる。 「ゲゲゲの鬼太郎」などの妖怪や怪奇もので有名な水木さんだが、当時の戦争体験を基にした戦記ドキ
懐かしい特撮番組やアニメでは、手をはじめとした身体の動きでさまざまなものを操作する場面が出てくる。「鉄人28号」のリモコンではなく、「マジンガーZ」の操縦でもない、ロボットとの一体感を味わうことができる夢の操作方法だ。だが、それは番組の主人公がやることであって、テレビのこちら側では、そのカッコいい姿を眺めているだけだった。 だが、転機が訪れる。1983年、任天堂が「ファミリーコンピュータ」を発売した。テレビの中の登場人物やロボット、戦闘機を、自分で操れるようになった。しかし、不満もあった。操作するのは十字キーとABボタン……それは「鉄人28号」のリモコンと同じようなものだ。頭の中で思い描いたような動きができないのを、はがゆい思いで眺めていたものだ。 そして、「思うように動かせない」というユーザーの気持ちを満足させようと、さまざまなコントローラが登場する。ゲームセンターと同じスティックを
スマートフォンで“自撮り”をするための「セルカ棒(セルフカメラ棒)」がブームとなっているが、ネットではその使用マナーについての議論が起きている。 一般的なセルカ棒は、1m程度の伸縮できる棒の先にスマホを装着し、グリップ部分のスイッチでスマホのカメラを操作するというもの。 たとえば渋谷のスクランブル交差点では、外国人観光客がセルカ棒を持って渋谷の街を背景に“自撮り”する姿がよく見られる。しかし、人混みでのセルカ棒の使用がほかの通行人の迷惑となることも少なくないようで、ツイッターでは、 「今日セルカ棒もってるひと 多すぎてこわかったぜ渋谷」 「今日出勤前に渋谷のスクランブル交差点で外人が持ってたセルカ棒の先端が目に刺さりました…」 「クリスマスの渋谷を1人で歩いてたらカップルが持ってたセルカ棒に突き刺さりそうになった…怖すぎ」 など、危険な目に遭ったという報告も確認できる。 ま
文筆家・北原みのり氏は渋谷で聞こえてきた「監禁」という言葉に、思わず凍りついたという。 * * * 渋谷のスクランブル交差点で信号待ちをしていたら、ビルの大画面映像に4人の女性(服を着てないように見える)が並び、「彼女はこの街のどこかに監禁されているという」という声が聞こえてきた。え? と思わず凍ると、続いて「事件を解くのはあなた!」「スマホをタッチして操作開始!」とはしゃいだ調子の声が次々に街に響いた。 その場でスマホで調べると、渋谷の街を「事件現場」にしたてたイベントの宣伝だった。“監禁されたアイドル”を探すために、協力店でスマホで何して何するという、アイドルのプロモーションと町おこしを兼ねたゲーム感覚のイベントみたいなもの。 イベントを紹介するHPには、こんなことが書かれていた。 「渋谷の街にふらりと来た人が、謎解きという面白い遊びに触れれる(原文ママ)ように」「謎解き
富士北稜高等学校で11月11日、男女の制服を入れ替えるという試みが行われ話題となった。企画したのは、同校の卒業生で東北芸術工科大学コミュニティデザイン学科1年の渡邉紀子さん。同企画が、「自分らしい人生」を生きるヒントになったという。(今一生) 高校生の視点で社会や暮らしのなかから問題・課題を見つけ、その解決方法をわかりやすく提案する全国高等学校デザイン選手権大会(デザセン)。昨年、その大会で優勝したプランが、制服を男女で入れ替える日を作るという「Sexchange Day」だ。 提案したのは、富士北稜高等学校の3年生(当時)だった渡邉紀子さん。彼女は今春にデザセンを主催する東北芸術工科大学のコミュニティデザイン学科に入学したが、志を受け継いだ後輩が今年11月11日に「Sexchange Day」を実施した。 渡邉さんは、デザセンで、「『あたりまえ』から離れてみることに問題解決に向けた
長渕剛『TSUYOSHI NAGABUCHI ALL TIME BEST 2014 傷つき打ちのめされても、長渕剛。(初回生産限定盤)』(ユニバーサルミュージック) 『アメトーーク!』(テレビ朝日)の10月23日放送回で、長渕剛を愛する芸人がその魅力について語らう「長渕剛芸人」という企画が行われ、話題を呼んでいる。同番組では、後藤輝基(フットボールアワー)が司会を務め、遠藤章造(ココリコ)、ワッキー(ペナルティ)、博多華丸、角田晃広(東京03)などが、長渕剛の歴史を振り返るとともに“長渕ファンあるある”やモノマネを披露し、盛り上がった。 レーシングドライバーの佐藤琢磨や元プロ野球選手の清原和博、女優の北乃きいなど、芸人以外にも長渕ファンを公言する著名人は多い。もちろん、ミュージシャンの中にも長渕ファンは少なくなく、日本の音楽シーンにおける影響も大きい。 長渕に詳しいライターの冬将軍氏は
ももクロ、エビ中に続くのは? スターダストのアイドル戦略を徹底分析 リアルサウンド 11月26日(火)11時43分配信 ももいろクローバーZや私立恵比寿中学を輩出している芸能プロダクション・スターダストプロモーションには、彼女たちに続いてブレイクを狙うアイドル・グループが在籍している。アイドルをこよなく愛するコラムニスト・山口真木が、その魅力を分析した。(リアルサウンド編集部) アイドルの歴史を振り返ってみると、「こんな大物女優が、昔アイドル・グループにいたんだ!?」と驚くことがときどきありますよね。たとえば上戸彩はZ-1という4人組アイドルのひとりでしたし、満島ひかりはFolder5のメンバーとしてユーロビートでぴょんぴょん踊っていました。そんな「ビッグネーム輩出ユニット」として史上最高のコスト・パフォーマンスを見せたのは、「桜っ子クラブさくら組」でしょう。 1991年4月から199
仕事、友達、配偶者なしの20〜59歳「SNEP」が今急増しているワケ〈週刊朝日〉 dot. 11月15日(金)11時35分配信 20〜59歳と人生の盛りなのに、仕事なし、友達なし、未婚。寂しく、孤独な毎日を過ごす「SNEP(スネップ)」(孤立無業者)と呼ばれる人々の存在が今、注目されている。SNEP(Solitary Non??Employed Persons)は、ニート研究の第一人者、東京大学社会科学研究所の玄田有史教授が提唱した概念。玄田教授の調査によれば2011年の時点で、SNEPの人口はなんと約162万人。00年代を通して急増し、現在この数は20〜59歳の総人口に対して、約2.5%を占める割合となっている。 玄田教授の著作『孤立無業(SNEP)』(日本経済出版社)には「特に1997年から98年を境に、中高年の男性の間で、就職活動をあきらめた人たちが大きく増え始めた」と記述されてい
いじめの解決の第一歩は「証拠集め」と言われる。学校や教師が頼りにならないなか、いじめ調査のプロも誕生した。彼が見たのは、もはやいじめの範疇を超えた残酷な子どもたちの姿だった。 私立探偵の阿部泰尚(ひろたか)氏は、これまで多くのいじめ事件を解決してきた。阿部氏によると、いじめの質も変化してきたという。特定の生徒に対する継続的な暴力、中高生による100万円規模のカツアゲ、中高生だけでなく小学生までが行う集団レイプ、女子高校生による援助交際強要などなど。「かつては自分もヤンチャだった」という阿部氏が驚愕するほど、陰湿かつ凶悪ないじめに次々と遭遇した。 「もはやいじめの範疇を超えた立派な犯罪だ」 女子生徒が手引きして男子生徒に集団レイプをさせるのも珍しくない。ある女子高校生が別のクラスの女子に「先輩(男子)の家に遊びにいこう」と誘われた。訪ねていくと、数人の男子生徒と女子生徒が待ち構えていて
本誌は30代以上の男女計1千人に〈好きな○○〉を問うアンケートを実施。〈好きな芸能人〉部門では明石家さんまが2位に大差をつけて1位に選ばれた。 一方〈嫌いな芸能人〉ランキングでは、自身のセクハラ問題と、次男の逮捕の合わせ技で、みのもんたが完全な独走状態。その票数がそのまま厳しい意見を代弁しているといっていい。 「朝ズバッ!」などの報道番組への出演を自粛し、今のところ「秘密のケンミンSHOW」などバラエティー番組への出演は続いているが、共演者たちもからみづらくないだろうかなど、見ているほうが余計なことをどうしても考えてしまうのは、いかがなものだろう。 もっとも、〈好き〉の1位のさんまが〈嫌い〉の2位。タモリ、たけしも〈嫌い〉でランクインしているように、好感度が高い人が〈嫌い〉でも名を連ねるのは注目度が高い証しのようなもの。みのもんたもこんな逆風の中で、〈好き〉の15位に入っているのだか
五輪招致アンバサダーとして、流暢なフランス語のスピーチで東京に勝利をもたらした滝川クリステル(35)。 「商品の魅力を伝える語り口が改めて証明されたかっこうで、CMスポンサーからの評価は鰻登り。ギャラは現在の1本3000万円から、倍増の1本6000万円はいくでしょうね。もちろん国内トップクラスです」(広告代理店関係者) ギャラ倍増でもすでにオファーが殺到しているというから、まさに人気絶頂である。だが、どういうわけか一般のテレビ番組ではあまりお目にかからない。テレビ関係者が声をひそめる。 「実は滝クリさんの映像を流すとその途中から数字が下がっていくんです。特にF1F2層といわれる20〜49歳の女性層に受けが悪い。各局、昼間や夕方の番組ではあまり登場させないように気をつけていると思いますよ」 日仏英の3か国語を操る知的な雰囲気に加えて、あの美貌とスタイル。『ニュースJAPAN』時代には
業績不振のグリー <3632> が、大阪オフィスの閉鎖に続き、初の希望退職実施にも踏み切る。募集人員は、単体従業員の1割強に当たる約200名。対象となるのは管理部門が中心で、開発や営業部門は該当しない。募集期間は10月9日から10月28日までで、退職日は11月30日を予定している。10月2日開催の取締役会で決議し、18時に適時開示を行った。 グリーには退職金制度が存在しない。今回の募集に応じて辞める従業員には特別転職支援金が支給される。会社は支給額を開示していないが、関係者によると年俸の半額が程度と言われているという(6月末時点の平均年間給与は744万円、平均年齢31.2歳)。グリーは今回の希望退職に伴い、社員に支払う特別転職支援金と再就職の斡旋費用などを合わせ、会計上11億円の引当金を積む。2013年7〜9月期に特別損失として計上する予定だ。 【詳細画像または表】 対外公表に合わせて開か
8月9日に公開され、興行収入13億6400万円を突破、観客は91万1000人を動員(9月4日現在)とファンに絶大な人気を誇るSF大作映画『パシフィック・リム』。1か月経った今もツイッターなどで賞賛の声が絶えない。多くの漫画家やイラストレーターがイラストやポスターアートを描きネット上で公開、さらにそれらのまとめサイトまで登場する人気ぶりだ。Twitterでの映画の評価がわかるサイト『coco』では、つぶやき数はダントツだ。“オタク映画”と評されるこの映画、ひと言でいえば、巨大怪獣VS人型巨大ロボが戦う単純な話なのだが、なぜここまで口コミが拡散しているのだろうか? 「いうまでもなく、オタク心を刺激したことが、ほかの映画に比べてツイッターなどで話題を呼び、口コミが広まっている理由でしょう」 こう指摘するのは、日本公開前から同作を推薦していた映画評論家でコラムニストの町山智浩氏(51才)だ。
東京23区内に住む20〜40代のうち、既婚者や死別・離別者、無回答者を除く未婚者数は、約189万人にものぼる(2010年秋の国勢調査)。今後想定される首都直下地震の特徴のひとつは、高齢者以外にこうした大量の「おひとりさま被災者」が生まれることだろう。実はこうした若くて健康なおひとりさま被災者は、実際の災害時には、避難所に入れない可能性や、居づらくて出てしまうこともあるという。編集部では、今後想定される巨大地震で20〜40代のおひとりさまが避難所に入れないと仮定したうえで、いまやっておくべきことについて考えてみた。 一つ目は、生活圏の地震リスクの確認だ。防災科学技術研究所が運用するホームページ「地震ハザードステーション」には、住所を入れるだけで土地の特徴や標高、震度6強以上になる確率などを総合的に診断してくれる「地震ハザードカルテ」がある。自宅、会社、実家など避難する可能性のある場所のリス
今や書籍だけではなく、DVDや生活雑貨、家電に至るまで購入できるネット書店amazon。そんな便利なamazonで、商品を衝動買いしてしまう困った習慣「アマゾン依存症」なるものを抱える人が増えている。衝動買いの背景には、クリックだけで購入できる手軽さや、その人の購入履歴からみたおすすめ商品を提示する「おすすめ機能」など、様々な要因があるが、そのひとつとして「当日配送」もあるのではないだろうか。 注文時に「当日お急ぎ便」を選択すると、アマゾンは当日に送ってくれる。午前中に注文すれば、まずその日のうちに届く。当日お急ぎ便は注文ごとに500円かかるが、年会費3900円の「プライム会員」は、注文ごとの料金がかからない。だが、この便利さも、新たな厄介を引き起こす。 「○月○日 ○曜日 にお届けするには、今から□分以内に注文を確定してください」と出る。時間が進むにつれ、いつの間にか中身そっちのけで
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