映画『1999年の夏休み』より。左から2番目が深津絵里 - (C)1988 日活/アニプレックス 萩尾望都の漫画「トーマの心臓」に基づく金子修介監督による1988年の映画『1999年の夏休み』が、デジタルリマスター版で7月28日より都内を皮切りに全国で順次公開される。 【動画】『1999年の夏休み』デジタルリマスター版予告編 劇場公開から30年を迎えることを記念し、初のデジタル素材での上映が決定した本作。世間から隔絶された全寮制の学院を舞台に、自殺した一人の少年をめぐり、葛藤し、傷つけ合う少年たちを描いた青春ファンタジーだ。 ADVERTISEMENT 少年同士の愛というテーマに挑むにあたり、4人の美少年役に当時10代の少女たちを起用。深津絵里(当時は水原里絵)が本作でスクリーンデビューを果たし、現在声優としても活躍中の宮島依里が主演を務めた。脚本を、『草迷宮』『さらば箱舟』などの寺山修司