「超」入門 失敗の本質 日本軍と現代日本に共通する23の組織的ジレンマ (ダイヤモンド社)/鈴木博毅 Amazonで購入するこの記事の写真をすべて見る 築地市場の豊洲移転問題で再び注目を集める、日本の組織を支配する「空気」の存在。戦時中における旧日本軍の意思決定から、東日本大震災の対応、東芝の粉飾決算など、私たちのメンタリティは今も変わっていない。なぜ、日本人は同じ失敗を繰り返すのか?なぜ日本企業は変われないのか?14万部のベストセラーとなった『「超」入門 失敗の本質』の著者が、日本的組織のジレンマを読み解く。 2011年の東日本大震災時の東電や政府の対応、三菱自動車のデータ偽装、東芝の粉飾決算、築地市場の豊洲移転問題……。近年、首を大きくかしげたくなる問題が日本社会で次々に発覚しています。 そして、これらの問題はどこか「既視感」を覚えるものばかりです。今も昔も結局、日本のメンタリティは変
日本は、再び敗戦と戦後を迎えるのである 本書は1984年に、野中郁次郎、寺本義也といった日本を代表する組織論の研究者を含む6人で執筆され、20年を経た今でも古さを感じさせない、普遍性をもつ名著である。2005年、本書の続編にあたる『戦略の本質~戦史に学ぶ逆転のリーダーシップ』が出版され、こちらもベストセラーに位置付けられたようであるが、20年を経て同じ執筆陣で続編が出ることからも、本書の名著ぶりを伺い知ることができよう。 本書は、第二次世界大戦における日本軍の敗北を組織論の切り口で分析したものである。すなわち、「組織としての日本軍は、米軍という組織に決定的に敗れた」と結論付け、この失敗の教訓を現代の企業経営に生かすことを究極の目的として執筆されている。世界大戦を題材とした壮大なケーススタディーと言ってもよい。 本書は3章から構成されている。1章では、ミッドウェー作戦、沖縄戦など6つの作戦に
1972年生まれ。慶應義塾大学総合政策学部、京都大学経営管理大学院(修士)卒業。 大学卒業後、貿易商社にてカナダ・オーストラリアの資源輸入業務に従事。その後国内コンサルティング会社に勤務し、2001年に独立。戦略論や企業史を分析し、負ける組織と勝てる組織の違いを追究しながら、失敗の構造から新たなイノベーションのヒントを探ることをライフワークとしている。わかりやすく解説する講演、研修は好評を博しており、顧問先にはオリコン顧客満足度ランキングで1位を獲得した企業や、特定業界での国内シェアNo.1企業など多数。主な著書に『「超」入門 失敗の本質』『「超」入門 学問のすすめ』『戦略の教室』『戦略は歴史から学べ』『実践版 孫子の兵法』『実践版 三国志』『最強のリーダー育成書 君主論』『3000年の英知に学ぶリーダーの教科書』などがある。 「超」入門 失敗の本質――日本軍と現代日本に共通する23の組織
1972年生まれ。慶應義塾大学総合政策学部、京都大学経営管理大学院(修士)卒業。 大学卒業後、貿易商社にてカナダ・オーストラリアの資源輸入業務に従事。その後国内コンサルティング会社に勤務し、2001年に独立。戦略論や企業史を分析し、負ける組織と勝てる組織の違いを追究しながら、失敗の構造から新たなイノベーションのヒントを探ることをライフワークとしている。わかりやすく解説する講演、研修は好評を博しており、顧問先にはオリコン顧客満足度ランキングで1位を獲得した企業や、特定業界での国内シェアNo.1企業など多数。主な著書に『「超」入門 失敗の本質』『「超」入門 学問のすすめ』『戦略の教室』『戦略は歴史から学べ』『実践版 孫子の兵法』『実践版 三国志』『最強のリーダー育成書 君主論』『3000年の英知に学ぶリーダーの教科書』などがある。 「超」入門 失敗の本質――日本軍と現代日本に共通する23の組織
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