マイクロソフトの次期OS「Windows 8」の発売日が、2012年10月26日に決まった。既に配布されているリリースプレビュー版から見えてくるのは、使い勝手やデザインといった、従来のWindowsの延長線上にある進化ばかりではない。そこからは、将来のパソコンのあり方が大きく変化することが、くっきりと見えてくる。 実際にリリースプレビュー版を使い込んで感じたのは、これからの時代にWindowsというOSがどうあるべきなのかを、マイクロソフトが徹底的に考え、Windowsそのものを「再定義」したということだ。 その一端が、UI(ユーザー・インターフェース)と操作方法から見てとれる。 Windows 8では、これまでのWindowsの画面左下にあったスタートメニューの代わりに、フルスクリーンの「スタート」画面が用意される。特徴的なのは、インストールされたソフト(アプリ)のアイコンが、画面いっぱ
無線ネットワークとデバイスの進歩により、どこからでもリッチなデスクトップ環境を安全に利用できるようになった。一方で、課題となるのがセキュリティだ。OSのマイグレーションが解決のカギを握る。 リモートアクセスが抱える課題 仕事の生産性を向上させるには、いつでもどこにいても、社内にいるときと同じIT環境を使えることが望ましい。それは、今に始まったことではなく、この10年来言われ続けてきたことだ。 時間や場所を問わずに社内のIT環境にアクセスする仕組みと言えば、VPN接続がある。しかし、VPN接続環境を構築するのは容易なことではなく、リモートアクセスだけのために追加の投資をしようという企業は少数だった。 それでも一部には、生産性の向上を考えてモバイルデバイスを配布し、VPN接続環境をわざわざ構築する企業もあった。社内ネットワークには検疫ネットワークの仕組みを構築して、社内でも外出先でも同じデバイ
リリース、障害情報などのサービスのお知らせ
最新の人気エントリーの配信
処理を実行中です
j次のブックマーク
k前のブックマーク
lあとで読む
eコメント一覧を開く
oページを開く