【イスラマバード=丸山修】パキスタン軍関係者は1日、米国が同日、パキスタンで行った無人機による攻撃で、同国のイスラム武装勢力「パキスタン・タリバン運動」(TTP)最高指導者のハキムラ・メスード司令官が死亡したと明らかにした。 地元紙ドーン(電子版)などによると、メスード司令官は、北西部の部族地域・北ワジリスタン地区のモスク(イスラム教礼拝所)で会合を終え、車に乗って出発しようとした際に攻撃を受け、病院に向かう途中で死亡した。TTP幹部も死亡を認め、2日に葬儀が行われるとした。ロイター通信は、複数の米当局者が司令官の死亡を確認したと伝えた。 パキスタンのシャリフ首相は10月、オバマ米大統領との首脳会談で無人機攻撃の中止を要請。パキスタン外務省は今回の攻撃を「主権侵害」と強く非難しており、対米関係の悪化は避けられない情勢だ。
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初音ミクに藍綬褒章!“生みの親”伊藤さんが受章 Tweet 初音ミク(後方)を開発した伊藤博之さん 政府は秋の褒章受章者を発表した。世界的な人気漫画「AKIRA」で知られる漫画家で映画監督の大友克洋氏(59)が学術、芸術、スポーツ分野の功労者をたたえる紫綬褒章を受章。アニメ監督としては1998年の高畑勲監督(78)以来、15年ぶり2人目。大友氏は漫画家生活40年の経験を踏まえ、同じ道を志す若者に「自分が面白いと思うことをやり通すことが大事」とメッセージを送った。公共の利益に貢献した人が対象の藍綬褒章は、音声合成ソフト「初音ミク」を開発した札幌市のIT企業「クリプトン・フューチャー・メディア」社長の伊藤博之さん(48)ら。 「世界で最も有名な日本のアイドル」といっても過言ではないであろう「初音ミク」。開発した歌声合成ソフトに仮想アイドルを使い、国境を超えるブームを巻き起こした。48歳での藍綬
寝台特急「あけぼの」廃止へ JR東、本年度限り 来年3月で廃止される見通しとなった寝台特急あけぼの=10月下旬、JR秋田駅 羽越線や奥羽線などを通り上野-青森駅間を1日1往復走るJR東日本の寝台特急「あけぼの」が、本年度で廃止される見通しとなったことが1日、鉄道関係者への取材で分かった。乗客の減少や車両の老朽化などが原因。東北を起点に運行する寝台特急が全て姿を消すことになる。 あけぼのは1970年に運行を開始。酒田駅や秋田駅などを経由し、上野-青森駅間(772.6キロ)を約12時間半かけて結ぶ。かつては1日2往復し、さらに上野-秋田駅間で1日1往復する列車もあったが、90年秋のダイヤ改正で1往復となった。 山形、秋田両新幹線の開業で東北と首都圏を往復する環境が大きく変わったことや、70~80年に量産された使用客車24系の老朽化が激しいことを理由に、東北新幹線が全線開業した2010年ごろ
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