またしても「ムムッ、これは!」というのでカメラの衝動買いに及んでしまった。14mmの超広角レンズを載せた、6000円台のデジタルカメラ「Kenko DSC880DW」である。敬愛する自動車評論家の下野康史さんがブログで取り上げられているのを拝見して、ムムッと思ったのだ。 これくらいの画角だと、デフォルメ感や遠近感といった広角の特性がいやというほど楽しめる。だが、単品のレンズとして世に出ている製品は少ない。その上、高い。その画角がこのお手頃価格で手に入るとあっては、もはや買うなという方が難しい。 だが、ここで考えてみよう。なぜ超広角レンズは数が少なく、高いのか。それはニーズが少なく、まともに作ろうとすればコストがかさむからである。では、わずか6000円の超広角レンズを積んだカメラはどうなのか? というのが、今回のお題である。 それでほとんど結論を言ってしまったも同然だが、レンズの性能、カメラ
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