日本独自の規格である軽自動車。その限られた範囲に中で創り上げられたクルマたちは不思議な魅力があり、根強いファンが多く存在している。その中でも特に個性を放っていたのが、スバルが生産していた頃のサンバーではないだろうか? >>スバル製サンバーとダイハツ製サンバー(7代目~)を画像で見比べる サンバーが登場したのは、今から60年近く前の1961年のこと。その当時から一貫して変わらなかったのが、リアエンジンのレイアウトと4輪独立サスペンションを採用していたことだった。これは1958年に登場したスバル・360のコンポーネントを流用したというのが大きな理由のひとつだが(チーフエンジニアもスバル360の開発者である百瀬晋六氏だった)、その結果、空荷状態でもしっかりとトラクションがかかり、4輪独立サスペンションのおかげで荷痛み防止にも優れた効果を発揮していた。 また、同時期の軽バン/軽トラックは独立したボ