自動車保険の保険金不正請求問題をきっかけとしてさまざまな問題が噴出する中古車販売大手ビッグモーター。除草剤で店舗前の街路樹を枯らしていたばかりか、根本から伐採するケースも明らかになった。一方で街路樹が無事な店舗も…。これには納得の理由があった――。 ビッグモーターは1日に「街路樹の原状回復対応に関しての対応窓口」との文書を公式サイトに掲載。各市区町村からの問い合わせに対応する窓口を設置したと発表していた。 2日には群馬県太田市の店舗について同社が街路樹に除草剤を使ったと認めていたことが判明。また、大阪府や滋賀県の店舗でも過去に除草剤を使用したことを認めているところがあるという。 全国各地で調査が続く街路樹問題だが、注目を集めているのが神奈川県だ。川崎店前の街路樹ではツツジ6株が伐採されていた。これに川崎市長は「腹立たしい」と激怒。たしかに店舗前のツツジが根元から切られており、悪質性の高さが