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ブックマーク / signifiant.jp (9)

  • 大不況下でも伸びるスタートアップは出現する | Signifiant Style

    長期化する新型コロナウイルス感染症の世界的大流行を受け、経済にも甚大な影響が生じています。リーマンショック以上とも言われる世界的不況を迎え、先行きの不透明さが増す中ではありますが、これまでの歴史を振り返ると、逆境を糧に成長するスタートアップが存在するのも事実です。今回は、不況下において成長するスタートアップについて考えます。 稿は、Voicyの放送を加筆修正したものです。 (ライター:代麻理子 編集:正田彩佳)Slack, Uber, Instagram 逆境のなかで生まれたスタートアップ朝倉祐介(シニフィアン共同代表。以下、朝倉):新型コロナウイルス感染症の世界的大流行を受けて、スタートアップに限らず経済全般に甚大な影響が及んでいます。世界的な景気後退を迎え、先行きの不透明さが増すなど、危機感を募らせるニュースが多い中ではありますが、過去、このような不況、逆境のタイミングでも成長を遂げ

    大不況下でも伸びるスタートアップは出現する | Signifiant Style
  • スタートアップの事業計画 3つの検算方法 | Signifiant Style

    事業計画の策定は、多くのスタートアップ経営者が頭を悩ませる問題だと思います。しかし、事業計画の作り方に関する書籍や知見はあまり多く流通してないのが実情です。今回は特に、事業計画を策定した後の、計画の精度や確からしさの検証について、3Cの観点に分けて考えます。 稿は、Voicyの放送を加筆修正したものです。 (ライター:代麻理子 編集:正田彩佳)Customer ユーザーの獲得ロジックは妥当か朝倉祐介(シニフィアン共同代表。以下、朝倉):資金調達を試みる際や、自社の成長戦略を描こうとする際に必要となる事業計画ですが、ことスタートアップの事業計画について参考になる関連書籍や資料は、そんなに多くありません。 我々も以前、スタートアップにおける事業計画の要否や適切な策定時期、精度の高い事業計画の策定方法についてお話しましたが、今回は策定した事業計画の精度を自分で点検する方法について考えてみたいと

    スタートアップの事業計画 3つの検算方法 | Signifiant Style
  • スタートアップ「冬の時代」のファイナンス思考 | Signifiant Style

    先行き不透明なマクロ環境も相まって、日のスタートアップの事業環境にも大きな揺り戻しが起きつつあるといった指摘が昨今は見受けられます。今回は、スタートアップが「冬の時代」を乗り切るうえで、意識すべき「ファイナンス思考」について考えます。 稿は、Voicyの放送を加筆修正したものです。 (ライター:藤根茉由子、代麻理子 編集:正田彩佳)「冬の時代」にこそ求められる「ファイナンス思考」朝倉祐介(シニフィアン共同代表。以下、朝倉):今日は「冬の時代」におけるファイナンス思考について考えてみたいと思います。拙著『ファイナンス思考』では、資主義のルールでもあるファイナンス的なモノの考え方について紹介しています。 その中でも特に、目先のPLにとらわれるのではなく、長期的な視点で会社の価値向上に向けて先行投資することの重要性を強調していることもあり、「ファインナンス思考は冬の時代にそぐわない考え方な

    スタートアップ「冬の時代」のファイナンス思考 | Signifiant Style
  • 【福田峰夫】日本のスタートアップの落とし穴とリクルートの成長 Vol.1 | Signifiant Style

    リクルートセンター(現:リクルートホールディングス)常務取締役、角川書店(現:KADOKAWA)代表取締役社長、ジュピターテレコム代表取締役副社長を経て、今ではベンチャー投資もされている福田峰夫さん。リクルートの成長過程やネット事業に着手した経緯、複数の会社での役員を経てお感じになった「経営」と「オペレーション」の違いについて伺っていきます。 早稲田大学教育学部卒業。1975年に㈱日リクルートセンター(現㈱リクルート)に入社。1999年、同社常務取締役に就任。同社が立ち上げたネットサービス「ISIZE(イサイズ)」を役員として担当。2002年、(株)角川書店代表取締役社長、2003年に㈱角川ホールディングス専務取締役兼COOに就任後、2006年には(株)ジュピターテレコム代表取締役副社長に就任。スタンフォード大学客員研究員を経て、2018年、慶應義塾大学大学院経営管理研究科修士課程を

    【福田峰夫】日本のスタートアップの落とし穴とリクルートの成長 Vol.1 | Signifiant Style
  • 【諸藤周平】事業を成功させた「何者でもない」というコンプレックス Vol.2 | Signifiant Style

    東南アジアを中心に、次々と複数の事業領域の開拓を進めている諸藤さんに、エス・エム・エスの創業秘話、REAPRAでの活動についてお話を伺うインタビューの第2回(全4回)。前回の記事はこちらです。 株式会社エス・エム・エス(東証一部上場)の創業者であり、11年間にわたり代表取締役社長として同社の東証一部上場、アジア展開など成長を牽引。同社退任後、2015年より、シンガポールにて、REAPRA PTE. LTD.を創業。アジアを中心に、数多くのビジネスをみずから立ち上げる事業グループを形成すると同時に、ベンチャーキャピタルとして投資活動もおこなう。個人としても創業フェーズの企業に投資し多くの起業家を支援している。1977年生まれ。九州大学経済学部卒業。 (ライター:福田滉平)不要な資金調達でマジョリティを失う朝倉祐介(シニフィアン共同代表。以下、朝倉):創業当初は高齢者住宅の流通を目論んでいた諸

    【諸藤周平】事業を成功させた「何者でもない」というコンプレックス Vol.2 | Signifiant Style
  • 『信長の野望』に学ぶスタートアップと上場企業の採用戦略 | Signifiant Style

    (ライター:石村研二)経営者は受験戦争の勝者?村上誠典(シニフィアン共同代表。以下、村上):前回、スタートアップの経営者は調達額の規模感を気にするという話がありましたが、これは大企業経営者にも共通する話だと思いますよ。例えばROE。これまではそれほど興味なかったのが、JPX400が導入されるとROEは幾らだとか、JPX400のスコアを相当気にし出したっていうのは、これは老若男女問わず受験戦争を勝ち抜いた日人経営者のあるあるやね。経営者は孤独だからなんだと思うけど、何らか経営者としてのスコアが気になるのは良くわかります。 朝倉祐介(シニフィアン共同代表。以下、朝倉):やっぱり単一的な評価軸で定量的に横比較されるようになると気になりますよね。 村上:ベンチャーだと上場や資金調達がそれ。IPOした時の時価総額とか、その後に株価どれくらい上がったとか、メディアにどれくらい扱われたかとか。やっぱり

    『信長の野望』に学ぶスタートアップと上場企業の採用戦略 | Signifiant Style
  • ポストIPOに向けてスタートアップ経営者が考えるべき備え | Signifiant Style

    上場することは辛いことなのか 米国の著名な経済ジャーナリストであるアンドリュー・ロス・ソーキン氏が、The New York Times紙に“Fixing the ‘Brain Damage’ Caused by the I.P.O. Process”(邦題:「株式公開は地獄なのか」)と題した論争的な文章を寄稿したのは今から1ヶ月前、ブルーボトルコーヒー社がネスレ社によって買収された2017年の9月のことです。 そこでソーキン氏は、資市場において株式公開以外の選択肢を作ろうとする野心的な取り組みを紹介しつつ、現在の株式市場とIPOプロセスが破綻してしまっていると指摘しています。 この見解にどこまで賛同するかはさておき、こうした資市場を巡る議論が米国で巻き起こるようになった背景には、資金の過剰流動性によって、VCだけでなくMutual Fundなどの資金までもが非上場スタートアップに流れ

    ポストIPOに向けてスタートアップ経営者が考えるべき備え | Signifiant Style
  • スタートアップは二度死ぬ?投資家リテラシーの谷 | Signifiant Style

    (ライター:石村研二)上場のためにPLを作っていませんか村上誠典(シニフィアン共同代表。以下、村上):上場後の企業を見ていると、上場後にファイナンスが弱まっているように見受けられるケースが少なくありません。上場前の方が上場に向けて資金が足りなくなるなとか多少考えるけど、PLを作って上場して資金繰り問題がなくなった瞬間、前年対比下げるのもまずいからマーケティングコスト下げるか、みたいな話が出たりして、ファイナンスによる経営思考が弱まる。ガバナンスもファイナンスも戦力ダウンしかねない課題はありますね。 朝倉祐介(シニフィアン共同代表。以下、朝倉):上場時の価値って純利益とマルチプルの掛け算という切り口でしか見られないから、どうしてもPLを作らなきゃというインセンティブが働くんでしょうね。 会社の将来のことを真剣に考える理解のあるVCのキャピタリストだったら、より大きな事業に育てるためにまずはト

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  • ポストIPO・スタートアップの時代 | Signifiant Style

    のスタートアップ・エコシステムの発展 日から新たな産業を創出するにあたり、日版のスタートアップ・エコシステムを形成する必要があるという指摘がされるようになってから久しく経ちます。シリコンバレーのように、次々とスタートアップが生まれる仕組みや環境を整えようという議論です。シリコンバレーと比較すると、日のスタートアップ・エコシステムが形成されたと言えるまでにはまだまだ3合目といった感はありますが、こと、資金調達という点においては、日のスタートアップを取り巻く環境はここ数年で様変わりしています。 2016年、日における未公開企業のエクイティによる資金調達額は2,099億円に達しました。私が零細スタートアップの経営に従事していた2010年当時の調達合計額は691億円。リーマンショックの傷跡がまだ癒えておらず、世界規模で見ても資金の流動性が極めて低い時期でした。私が携わっていたソフト

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