米国時間9月25日に開発者向けにリリースされた「iPhone 2.2」ファームウェアのベータ1は、更新履歴では「互換性テスト」に関する記述しかないが、iPhone 2.2にさらなる新機能が追加される可能性を示唆している。MacRumorsが取り上げている。 iPhoneの文字入力の自動修正機能の無効化(スクリーンショット参照) 日本の絵文字アイコンのサポート Google MapsのGoogle Street View機能のサポート これまでの報道によると、iPhone 2.2では、モバイルSafari内でGoogleの検索フィールドが移動するといったユーザーインターフェース(UI)の一部変更、App Store内のより大きなカテゴリアイコン、「Tell a Friend(友達に伝える)」ボタンや「Report a Problem(問題を報告)」ボタンの変更などが行われる予定だと伝えられて
ソフトウェア開発というものは、手助けしてもらえる場合であっても一筋縄ではいかない代物だ。 Appleがリリース済みのiPhoneソフトウェアに対する秘密保持契約(NDA)を失効させるという決断を下したほんの数時間後に、その効果が現れている。Craig Hockenberry氏といった開発者らがiPhoneソフトウェアに関するアイデアを共有し始めたのである。 Cocoa(Appleのユーザーインタフェーステクノロジ)開発者ら向けの、厳格に運用されているメーリングリストでは、iPhone向けソフトウェア開発のティップスに関する議論を、Mac向けソフトウェア開発の議論と同じかたちで行えるようになるというニュースに対して歓迎の声が上がっている。 米国時間10月1日の朝を迎えるまで、開発者らは「iPhone Developer Program」から締め出されることを恐れて、こういったことを堂々と行う
米AppleがiPhone開発者に対するNDA(秘密保持契約)締結の義務づけを一部取り下げた。 Developer Connectionで公開した開発者へのメッセージを通じてAppleは、「iPhone OSには数多くのAppleのアイディアと革新的なテクノロジが含まれており、これらの盗用を防ぐためにNDAを課してきた」と説明している。過去にトラブルが発生した経緯から、特許だけでは防ぎきれない情報漏洩対策としてNDAを用いているという。しかしながら開発者をはじめとするiPhoneコミュニティのメンバーからNDAが重荷であるという指摘があり、これらの声に応えてリリース済みのソフトをNDA締結の対象から外すことにした。今後数週間のうちにiPhone開発者には新しい契約書を送付するという。なおリリース前のソフトウエアや機能に関しては従来通りNDAの対象となる。 iPhone開発者に対するNDA締
米Appleは、iPhone向けアプリケーションの開発に当たって開発者に同意を求めていた秘密保持契約(NDA)を撤廃することを明らかにした。 同社の発表文によると、iPhone OSにはAppleが開発した多くの技術が含まれており、それを保護する目的でNDAを結ぶ条項を設定したという。またiPhoneに関する特許を守るためでもあったとしている。 しかし、「iPhoneのさらなる成功を支援しようとする開発者やライターに、NDAはあまりにも大きな負担を生み出した」ため、リリース済みのソフト(iPhone OS)については、撤廃に踏み切ったと同社は説明している。ただしリリース前のソフトについては、リリースされるまでNDA下にある。 Appleは開発者に対し、リリース済みソフト(iPhone OS)のNDA条項を除いた新たな契約を1週間以内に送付する予定。
Googleは、プログラマー向けに、Mac OS X対応のソフトウェアを最新の状態に保つ上で役立つ、オープンソースのソフトウェアプロジェクト「Update Engine」をリリースした。 Update Engine開発チームのプログラマーであるGreg Miller氏は、米国時間9月29日に公式ブログ上で、「Cocoaアプリケーション、設定ウインドウ、スクリーンセーバーなど、あらゆる対象の更新に、Update Engineは対応する。さらに、任意のファイルなどの変則的な対象の更新も可能なほか、カーネルの拡張といった、根本的なアップデートなどにも対応する。なによりもUpdate Engineでは、1つの製品アップデートと同じくらい容易に、複数製品のアップデートが行える」と記した。 Update Engineプロジェクトは、Googleのオープンソースサイト上にホストされる。
重要な「iPhone 2.1」のリリースから間髪をいれず、早くもAppleは、別の新たなソフトウェアアップデートのリリースに向けて、準備を進めているようだ。 すでに「iPhone 2.2」に関しては、iPhone上のSafariのデザインが、よりMac OS上のSafariに近づくなど、大きな変更点も含めて、間もなくリリース予定であることが分かってきている。しかしながら、AppleInsiderは、おそらくiPhone 2.0からの新機能の中でも賛否両論あるApp Storeに関して、どのようにインターフェースの変更がなされるかについての詳細を明らかにしている。 ある大きな変更点としては、エンターテインメントやファイナンスなど、各カテゴリのフィールドが、より広く取られており、iPhone上でカテゴリ別にアプリケーションを選択することが、一層容易になることが挙げられる。また、Appleは、ア
Flash分野の専門家であり、「Flash Magazine」などの提供を手がけている、われわれの友人のJens Chr Brynildsen氏は、Adobe SystemsのシニアエンジニアリングディレクターであるPaul Betlem氏が、まもなくiPhoneがFlashに対応すると語ったことを確認したようだ。しかしながら、Betlem氏は「それがいつの話になるかは、すべてAppleにかかっている」とも述べたという。 Brynildsen氏は、Adobeのタウンホールミーティングのセッションにおいて、この件に関する確証が得られたようだ。Brynildsen氏は、次のように報告している。 聴衆からの直接の質問に答え、Paul Betlem氏は、Adobeが積極的に、AppleのiPhone向けFlash Playerを開発していることを、初めて公の場で明言した。(一語一句そのままではない
中国製「iPhoneそっくり製品」の素晴らしい機能 2008年9月30日 カルチャー コメント: トラックバック (0) Brian X. Chen Photo: ActFind (2枚目も) みんなが知っていることだろうが、中国には、ヒット製品の模造品を作るのが大好きな企業がたくさんある[過去記事「豪華絢爛、黄金のノキア・フェイク携帯『ブッダフォン』」では、ノキア社製携帯電話の豪華模造品を紹介している]。 米Apple社製『iPhone』のそっくり製品を販売している『Actfind.com』というサイトがあるのだが、興味深いのは、iPhoneのそっくり製品を売るのに、このサイトが本物のiPhoneの写真を使っていることだ。製品の名前からも機能説明の文章からも、模造品であることははっきりとわかるのだが。 販売価格143ドル[サイトによると142.6〜165ドルの6機種]の、振動制御式4周波
拡販に向け、3カ月の無償貸与も開始 ソフトバンク 孫正義社長 ソフトバンクは9日、携帯電話によるインターネットの活用促進を目指す、法人向けイベント「SoftBank Summit 2008」を開催した。同イベントで孫正義社長は、「インターネットカンパニーが描くモバイルインターネットの世界」との表題で基調講演を行い、「モバイルインターネットの利用がビジネスのスタイルを変える」と力説。企業が積極的にiPhone 3Gを業務に用いることにより、利益向上、効率化などにつながると主張した。 同時にイベントに参加した企業約1,500社のうち、iPhone 3Gの導入、あるいは試用を検討している企業に対し、iPhone 3Gを3カ月間、1社につき5台を無料(通話料や通信料も無料)で貸し出すキャンペーンを実施すると発表。iPhone 3Gの企業向け需要を本格的に推進していく姿勢を鮮明にした。 孫社長は海外
NTTレゾナントが運営するgooは、iPhone 3GおよびiPod touch向けの検索アプリケーション「MEGA goo」の配信を9月9日に開始した。利用は無料で、App Storeの「ユーティリティ」カテゴリからダウンロードできる。 「MEGA goo」は、2008年4月1日にgooがエイプリルフール企画として実施した同名サービスをiPhone 3GおよびiPod touchに提供するもの。検索結果は1画面に1つずつ表示され、画面を指ではじくフリック操作で他の検索結果を表示できる。 iPhoneとiPod touchに搭載された加速度センサーを利用した機能も搭載。本体を傾けると「goo」ロゴの目が傾きに応じて移動する。
素晴らしい楽曲を繰り返し聴いていても、3曲目が退屈な曲だとせっかくの心地良さが失われてしまう、という感覚は誰もが知っている。 しかし、Appleの「Genius」があれば、リスナーはその心地良さを持続できるという。 Appleは米国時間9月9日、Geniusと呼ばれる自動プレイリスト作成機能を備えた改良版iTunesを発表した。Geniusは、iTunesユーザーが音楽を聴く時の習慣や傾向など、さまざまなデータを基に顧客が好みそうな楽曲を推測してくれ、「iPhone」「iPod touch」と新型「iPod nano」で利用可能だ。 人々が好みの楽曲を発見しやすくするための機能の提供は、デジタル音楽業界にとって最大の課題の1つだ。AppleのGeniusはデジタル音楽業界にとって追い風となる、と語るのは、調査会社ForresterのJames McQuivey氏だ。 McQuivey氏は、
ヤフーは9月10日、iPhone 3G/iPod touch向け「Yahoo!地図アプリ」(リンク先はApp Store)を公開したことを発表した。価格は無料。主な機能は以下の通り。 スクロール地図:日本語対応した「世界地図」や「航空写真」を縮尺やスクロールをコントロールしながら閲覧できる。 周辺・クチコミスポット検索:Yahoo! JAPANが提供する「Yahoo!グルメ」や「Yahoo!電話帳」と連携し、地図に表示された地点周辺の情報を検索できる。地図コミュニティサービス「ワイワイマップ」への投稿内容も検索結果に表示される。 地点の詳細情報:地図の中心点に関する詳細情報(天気、住所、最寄り駅情報、マップコード)が表示される。 その他の機能:「GPS現在地測位」、「GPS現在地自動追尾」、「住所・郵便番号検索」、「ブックマーク保存」、「検索履歴保存」など。 次ページでスクリーンショットな
メディアコングロマリットNBC Universalの幹部は米国時間9月9日、同社のテレビ番組を「iTunes」で再び配信するため、NBC側が提示した価格設定とパッケージングに関するいくつかの要求にAppleが応じたと述べた。 Appleの最高経営責任者(CEO)であるSteve Jobs氏は9月9日、自社のプレスイベント「Let's Rock」で、エンターテインメント企業のNBCがiTunesから手を引いてから1年が過ぎたが、「30 Rock」「The Office」といったNBCのテレビ番組がiTunesに戻ってくると発表した。 Appleのイベントが終わった後、NBCが一部の番組について独自に価格設定できる仕組みが例示された。Appleがテレビ番組のダウンロードに課金する料金は従来1.99ドルだが、NBCは、同社が一部の番組を99セントで提供できるようになると説明した。 NBCのデジタ
Appleが新しい「iPod」を大々的に発表した今、筆者はMicrosoftの新しい「Zune」ラインアップが、どのようにiPodに対抗するものとなるのか、ここで考察してみようと思う。 Microsoftにとっての良い知らせとしては、Zuneの設定価格が、ちょうどAppleの新しい「iPod nano」および「iPod classic」のラインアップと同じ価格帯に並んだ点が挙げられる。両社とも、HDD搭載の120Gバイトモデルは249ドルで、フラッシュメモリ搭載の16Gバイトモデルは199ドル、8Gバイトモデルは149ドルで販売される。 だが、悪い知らせとしては、Appleが、音声録音機能や、加速度センサによる「振ってシャッフル」する機能などを、iPod nanoに搭載したことにより、Microsoftにとって、厳しい競争を強いられることになる点が挙げられる。Appleの「Genius」機
リリース、障害情報などのサービスのお知らせ
最新の人気エントリーの配信
処理を実行中です
j次のブックマーク
k前のブックマーク
lあとで読む
eコメント一覧を開く
oページを開く