以前エスペラントについてはエントリを書いたけれど*1,その時の見解を読むとなんか自分も色々甘っちょろいこと言ってんなあという気分になる。というかまあ,田中克彦のものすごいエスペラント推しの段階で推察しておくべき話ではあるのだが。 何が言いたいかというと,いやまさかここまで日本エスペラント学会とやらがヨーロッパ中心主義者どもの集まりだとは思ってなかったからおじさん驚いちゃったよ,という話である。 日本エスペラント学会は次のように書いている。エスペラント(Esperanto)は中立公平で学びやすい国際共通語です。エスペラントとは? だがしかしこれは嘘である。なぜなら彼らはこうも言うからだ。ただ、語彙については、エスペラントは、たしかに「ヨーロッパ語」です。というのは、基礎となる語根のほとんどすべてが、ラテン系を中心にヨーロッパの主要言語に由来しているからです。これは、創始者ザメンホフが「共通語