サルとの接触で感染し、脳などに炎症を引き起こす「Bウイルス」に、鹿児島市の医薬品開発関連会社の社員が感染していたことがわかりました。国内で感染が確認されたのは初めてだということで、国立感染症研究所は、感染が広がるおそれは、ほぼないとしています。 鹿児島市などによりますと、感染したのは鹿児島市の医薬品開発関連会社の社員で、サルを使った実験の補助にあたっていたということです。 社員は頭痛と発熱を訴えて病院で診察を受けていましたが、今月になって、国立感染症研究所が検査したところ、感染が確認されたということで、症状は重いとしています。 また、社員がサルにかまれた記録はなく、これまでのところ、感染経路は分かっていないということです。 厚生労働省や保健所などが、施設を調査しましたが、管理や感染症対策に問題は見つからなかったということです。 Bウイルスの感染の報告は世界的に見ても極めてまれで、アメリカの
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