どうも、松田悠士郎です。 前回表明した「一人称を用いた探偵小説」を書く2当たっての問題が、私自身の読書経験不足です。 前回も書きましたが、私は今までに一人称を用いた小説を読んだ経験が圧倒的に少ないので、通常(?)の三人称を用いた小説に比べて書き方を把握できていないのです。 なので、一人称小説を学ぶ為に、一編の小説を読む事にしました。そのタイトルは、 Amazon Kindle版表紙 『アーバン・ヘラクレス』 です。 こちらは、私の旧友(年は私の方が下)にして個人的に師事している久保田弥代先生(現在作家活動休止中)が、かつての朝日ソノラマが主催した新人賞に入賞し、当時のソノラマ文庫から発行されたハードボイルドSF小説です。当然、書式は一人称を採用しています。 ソノラマ文庫版発売時に購入して読んでいましたが、現在は諸事情(察して)により手元に無いので、今回改めて電子書籍版(Amazon Kin
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