“泡沫候補”浮上させるYouTube 選管も困惑
4月8日に投開票される統一地方選挙は、ネットユーザーが動画投稿サイトを手に入れてから初めての大型選挙だ。YouTubeには早速、候補者の政見放送などが投稿され、ブログなどで話題になり、一般紙など大手マスコミが報道しない“泡沫（ほうまつ）候補”がネットで関心を集める。ただ、政見放送がネットで流れる事態は選挙管理委員会の想定外。公職選挙法に違反している可能性もあり、対応に苦慮している。 東京都知事選に立候補したある候補者の政見放送が、3月末にYouTubeに投稿された。当選の可能性が薄い“泡沫候補”だったが、特徴的な外見や話し方、過激な内容がネット上で話題になり、再生回数は、削除されるまでの約1週間で50万回以上に上った。削除後も同じ動画がさまざまな動画投稿サイトにアップされ、それぞれ数万回～10万回ほど再生されている。 候補者の声にエコーをかけたり、機動戦士ガンダムの登場人物の音声を合わせた
MusicNet、会員制音楽サービスの利用が急増
デジタルエンターテインメントサービスの米MusicNetは4月3日、会員制音楽サービスの利用が急増していると報告した。MusicNetは、Yahoo!やMTV、HMVなどの音楽配信サービスに、コンテンツや、会員制音楽サービス構築のための技術などを提供している。 報告によると、2007年1～2月の2カ月間に、MusicNetが提供する音楽の再生回数は4億回を上回ったという。これは、毎日平均で680万回の再生が行われていることになり、前年同時期の2倍以上に相当するという。この数字には、ストリーミングとダウンロードの両方が含まれる。 MusicNetでは昨年来、より多くの企業が会員制音楽配信サービス市場に参入したことから、サービス利用会員数も急増し、結果として再生回数の急増につながったとみている。また、音楽を再生できるデバイスの種類が増えたこと、サービスで利用できる楽曲数の増加のほか、編集機能や
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