米国の次期大統領に決まった民主党のバラク・オバマ上院議員。米国初の黒人大統領は、100年に1度と言われる金融危機やイラク戦争などの内外の課題に迅速に対処しなければならない。そして、米国民が失いつつある超大国としての誇りを取り戻すという重責を負う。国民の期待は高いが、それゆえにハードルも高い。 8年ぶりの民主党への政権交代は、日米関係にも様々な影響を及ぼす可能性を持つ。もともと、霞が関や経済界は共和党との関係が深い。一方でかつて民主党のクリントン政権時代には、2国間で深刻な貿易摩擦が生じたことから、民主党政権に警戒感を抱く関係者も少なくない。オバマ政権によって、両国間はどのようになるのか。現代米国政治に詳しい東京大学の久保文明教授に聞いた。 ―― オバマ氏を大統領に押し上げた要因は何だったのでしょうか。 久保 今回の大統領選では、最初のうちは意外なことが多かったと思うんですね。民主党の中で
「私には夢がある」から45年 米社会に転換点2008年11月5日13時33分印刷ソーシャルブックマーク 【ワシントン=勝田敏彦】民主党のオバマ上院議員が、初のアフリカ系(黒人)大統領に決まった。人種差別の撤廃と融和を目指すマーチン・ルーサー・キング牧師が、約20万人の大群衆を前に「私には夢がある」と演説してから45年。米政治は大きな転換点を迎えた。 米国で黒人に参政権が認められたのは1870年。公民権運動が盛んになった1950年代以降、政治参加が加速した。現在は下院議員定数の9%を黒人が占め、ニューヨークなど大都市では市長を務めることも珍しくない。ブッシュ政権では、黒人のパウエル、ライス両氏が相次いで国務長官を務めた。 しかし、大統領はまだだった。80年代以降、公民権運動指導者のジャクソン師、シャープトン師らが民主党予備選に挑戦したが、いずれも白人候補に敗れた。 ローレンス大のポドエア准教
ソーシャルブックマークサービス「はてなブックマーク」を提供するはてなは4日、同サービスを大幅にリニューアルした「はてなブックマーク2」のブロガーやプレス向け発表会を行った。ブックマークした記事の全文検索ができる機能の追加や、同社が「社会的機能」と位置づけるお気に入り機能の強化を実施。一般ユーザーには25日より公開される。 はてな執行役員で最高技術責任者の伊藤直也氏 「はてなブックマーク」は、ブログのエントリーやWebのニュース記事をブックマークし、他のユーザーと共有することでネット上の話題や注目情報を把握できるサービス。2005年2月にβ版として公開された後、同年8月に正式版となり、2008年11月現在で19万5,000ユーザーが登録する国内最大級のソーシャルブックマークサービスとなっている。 4日に行われた発表会では、同社の執行役員で最高技術責任者の伊藤直也氏が、はてなブックマークの現在
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