米Googleは28日、現在開催されている「Google I/O」カンファレンスにおいて、新サービス「Google Wave」のデモを公開した。同社では「Google Wave」を次世代通信ツールと位置付けており、プロトコルやAPI、一部ソースコードなどを公開している。 ■異なるコミュニケーション手段が1つの画面上に 公開されたスクリーンショットでは、1つの画面上で、リッチフォーマットのテキスト、写真、動画、地図をブラウザの中の複数のペインにまとめた様子が見られる。 これまでインターネット上ではさまざまなコミュニケーション手段が用いられてきた。メール、インスタントメッセンジャー、ブログ、Wikiなどであり、用途に応じてこれらを使い分ける状況が続いている。 「Google Wave」はこれらが混在している状況を改善し、異なるタイプのコミュニケーションモデルをほとんど連続的に1つのシステム上で