国民生活センターは8月2日、自動車走行中の映像を常時録画するドライブレコーダーについて、「映像が残っていなかった」という相談が増加傾向にあるとし、注意を呼び掛けた。SDカードの不具合で、正常に記録されていないケースがあるとし、定期的に確認するようユーザーに呼び掛けている。 同センターにはドライブレコーダーに関する相談が2013年度以降444件あり、「映像が残っていなかった」など記録に関する相談は88件。年々増加傾向にあるという。 ドライブレコーダーを使用している18歳以上の2000人に使用実態を聞いたところ、ドライブレコーダーの映像を確認したことがある人は6割弱。うち7%が「正常に映像が記録されていなかったことがある」と回答した。 ドライブレコーダーは運転中の映像を常に録画しているため、ほかのSDカード機器と比べると情報を書き込む回数が多い。このため、SDカードを定期的にフォーマットしたり