国連教育科学文化機関(ユネスコ)本部で創設された『ベルサイユ賞(Prix Versailles)』の「世界で最も美しい美術館(The World’s Most Beautiful Museums)」リストが6月13日(木)に発表され、広島県大竹市の下瀬美術館が選出された。 『ベルサイユ賞』は、2015年の創設以来、世界中の空港、商業施設、ホテル、スポーツ施設など7つのカテゴリーを対象に、著名な建築家や哲学者らの審査によって選出される世界的建築賞。2024年度より8つ目となる「Museums」(美術館 / 博物館)のカテゴリーが新設され、下瀬美術館を含む世界の7施設がリストに選出されている。 下瀬美術館は、2023年3月に広島県大竹市にオープンした美術館で、「アートの中でアートを観る。」をコンセプトに、世界で活躍する日本人建築家・坂茂が設計。瀬戸内の島々から着想を得たカラフルなキューブ型の「