欧州では、メルセデスベンツなどがEV専門ブランドへの変更を発表したり、欧州委員会がハイブリッド車も含むガソリン車の2035年に販売禁止の方針を打ち出したりと、急速にEVシフトが進んでいる。最近、欧州で一気にEVシフトが進んでいる理由は何なのか? 日本メーカーのトヨタやマツダがハイブリッド車を含めた緩やかな電動化を進めていく戦略とは、大きな差が出てきたように見える。脱炭素への道筋はEV以外にもあるなかで、欧州が急速にEV化を推し進めている理由に迫る。 文/桃田健史 写真/Daimler AG、Volkswagen、VOLVO、自工会 【画像ギャラリー】本気?ハイブリッドすら2035年販売禁止の欧州。EVが地球を救う唯一の手段なのか?? ■EVに対する過小評価から一転!? 欧州の電動化シフトは急速に進む ついにメルセデスベンツも2030年完全EV化宣言とは!? 日系メーカーにとって、欧州メーカ
現在、世界各国で自動運転車の開発が盛んに行われています。 自動運転車は、人間が運転操作を行わなくとも自動で走行できる自動車と定義されており、カメラやレーダー、GPSなどのセンサー類や、高精細の地図情報を配信するクラウドサービス、また、他車両と通信を行うネットワークサービスなどを組み合わせることで、自律的な走行を実現しています。また、より完全な自律走行を実現するために、道路標識や歩行者などの認識や、運転操作の意思決定をディープラーニング・モデルで行う自動運転車も開発が進んでいます。 このように、自動運転車には「繋がる」「自律走行」という、従来の自動車にはなかった新たな性質が加わっています。しかし、これと同時に、センサー類やクラウドサービス連携に対する攻撃や、ディープラーニング・モデルに対する攻撃といった、従来の自動車にはなかった新たな攻撃経路も生まれています。 そこで、本連載は「自動運転車セ
マツダは燃費を従来比約3割高めた新型エンジンを2018年度末に導入する。点火ではなく圧縮によってガソリンを燃やす技術を世界で初めて実用化し、主力車に搭載する。同社は環境規制強化に対応するため電気自動車(EV)の開発も進めているが、当面は世界の新車販売台数の大半をエンジン車が占めるとみている。エンジンの改良を続け、主力分野での競争力を高める。新型エンジンは18年度末に約5年ぶりに全面改良する主力
■今注文しても納車は来年に 「これほど試乗希望者が多いと思いませんでした。特に土日は事前に予約をいただかないと、試乗することは難しくなっています。平日でも数時間待っていただくことがあります。こんなことは今まで経験したことがありません」 こう話すのは都内のホンダカーズ関係者だ。ホンダは4月2日、軽自動車のスポーツカー「S660」を発売、その試乗目当てに毎日多くのお客がやってくるそうだ。そして、見せてくれたスケジュール表には30分ごとに区切られたマス目にびっしりと試乗希望者の名前が書かれていた。そのため、クルマを見るのにも予約が必要な状態で、筆者が平日に訪れたときには「4時間後ならクルマをじっくり見ることができる」とのことだった。 ホンダの全販売店がそんな状況かというと、そうではない。実はS660は生産台数が1日40台と少ないため、一部の販売店にしか配車されていないのだ。それも1台だけ。
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スマートカーでは安全性や性能の向上が進められ、スマートフォンのメリットを取り入れる仕組みがダッシュボードに組み込まれている。しかし、ハッカーが車載コンピュータをいかに悪用できるかについては、自動車メーカーの認識に遅れが見られると最新の報告書が指摘した。 米上院議員のEdward Markey氏(民主党、マサチューセッツ州選出)が米国時間2月9日に発表した報告書では、自動車メーカーがわれわれの運転に関する傾向や癖に関するデータ収集を進める中、サイバーセキュリティ対策の甘さから、自動車はハッキングの可能性に、そして、ドライバーはプライバシー侵害の危険性にさらされていることが詳細に解説されている。 Markey氏の事務所は1年以上前、報告書をまとめる目的で自動車メーカー20社にアンケートを送付しており、16社から回答を得ている。このアンケートでは、対象となった自動車メーカーの大部分が過去に発生し
伊Ferrari他2社が、米Appleが昨年のWWDCで発表した「iOS in the Car」搭載の自動車をスイスのジュネーブで3月4日から開催されるモーターショーで発表すると、米Financial Timesが2月28日に報じた。 Financial Timesによると、同システム搭載車を発表するのは、Ferrari、独Mercedes-Benz、スウェーデンVolvoの3社。 iOS in the Carは、車のダッシュボードでナビ、通話、音楽再生、iMessageなどを利用するための車載システム。iOS搭載端末と接続し、Siriとマルチタッチディスプレイで操作する。iOS 7の発表時に披露されたが、現行のiOS 7にはまだ対応する機能はなく、3月中にリリースされるとうわさされているiOS 7.1で搭載される見込みだ。
実はハイブリッド車はECOじゃないかも?」気が付き始めた人たちが注目したのが、マツダのクリーンディーゼル車だ。画像はCX-5 マツダは、2013年8月27日に、「SKYACTIV技術」搭載車の販売拡大に対応するため、本社のエンジン工場(広島市南区)における「SKYACTIV-D」を含めたスカイアクティブ・エンジンの年間生産能力を、2014年末までに3割ほどアップさせ年間100万基に増強すると発表した。昨2012年7月に、40万台体制から倍増させたばかりの工場の生産能力アップの報である。これには、日本で後述するような「賢い消費者が誕生した」ことに、理由がありそうなのだ。 2012年、日本ではおよそ100万台のハイブリッドカーが販売され、販売台数で1位はトヨタ・アクア、2位が同じくトヨタ・プリウスで、ハイブリッド車がベストセラーカーのワン・ツーを決めた。ちなみに3位フィット、4位フリードは、
パイオニアが独自の渋滞情報「スマートループ」の提供を開始したのが2006年。それから約7年をかけて蓄積した渋滞情報は、2013年「スマートループアイ」という新データを加え、より精度の高い渋滞情報へと進化した。渋滞のデータを集め、分析し、提供する。その裏にはどんな仕組みがあり、どうデータは活用されているのか。カーエレクトロニクス事業統括部カー事業戦略部情報サービスプラットフォームセンタープラットフォーム開発部研究開発課データサイエンティストの鎌田喬浩氏に話しを聞いた。 走行可能な道路情報はすべてカバーする「スマートループ」 --最初にスマートループについて教えていただけますか。 パイオニアが独自に提供する渋滞情報がスマートループです。ベースは「カロッツェリア」の対応カーナビゲーションユーザーが走った軌跡から渋滞情報を生成しており、一般財団法人道路交通情報通信システムセンターが提供する渋滞情報
Googleの全自動運転車(セルフドライビングカー)がカーブするときにどれぐらいのデータを処理し、どのように世界を見て分析しているのかというのを示す画像がTwitterに投稿されています。 Twitter / Bill_Gross: Google's Self-Driving Car gathers ... これは「Embedded Linux Conference 2013」というイベントの基調講演で、自動運転車担当のAndrew Chatmanさんが登壇して語った内容。以下に基調講演の内容とムービーがありますが、「左に曲がる」というわずか1つの動きのために、膨大な量の情報を処理していることが分かります。 Embedded Linux Conference 2013 - KEYNOTE Google's Self Driving Cars - YouTube Embedded Linux
1〜2人乗り「超小型車」、普及へ国が認定制度 1 名前:西独逸φ ★:2012/05/27(日) 08:25:19.68 ID:???0 政府は、軽自動車より小さい1〜2人乗りの「超小型車」の普及に乗り出す。主に高齢者が近場を移動する「足」としての利用を想定している。年度内に認定制度を作り、道路運送車両法が定める「普通自動車」や「軽自動車」など五つの区分に、「超小型車」を加えて6区分にする方向で検討する。新たな区分ができれば、1963年以来、半世紀ぶりとなる。 政府は超小型車を第1種原動機付き自転車(原付きバイクなど)と軽自動車の中間の車両として位置付ける方針だ。地方を中心に、人口減を背景に路線バスなどが 減る地域が多い中、高齢者でも手軽に運転できる超小型車の普及に取り組むことにした。 政府は自動車メーカーや自治体向けに超小型車の仕様を示す指針をまとめ、来月にも公表する。その上で 設ける認
クラリオンは、6月からサービスを開始するクラウド型テレマティクスサービス「スマート アクセス」に対応する「NX712」「NX612」、使いやすさを進化させた「NX502」の計3モデルのカーナビゲーションを、6月上旬から順次発売する。 「NX712」「NX612」は、スマートフォンとの連携に対応する新モデル。iPhoneのアプリケーションをナビゲーション本体に表示、操作できるiPhone連携を装備。世界5万局以上のインターネットラジオを楽しめる「TuneIn Radio」、最新ニュースを表示する「News4Car」、天気予報を表示する「Weather4Car」、Facebookの投稿をチェックできる「FB4car」、Twitterのタイムライン表示やつぶやき投稿ができる「Tweet4car」をナビ本体で行うことができる。 アプリをダウンロードし、追加することでナビの機能アップを実現する「カー
カーナビゲーションシステム「カロッツェリア(carrozzeria) サイバーナビ」を出しているパイオニアが、世界で初めてAR(拡張現実)情報をフロントガラス前方へ映し出すモデルを発表しました。発売時期は7月下旬となっています。 carrozzeria | カーナビ/カーオーディオ | pioneer http://pioneer.jp/carrozzeria/ 5月8日に都内で「2012夏カロッツェリア新商品発表会」が行われ、世界初のAR HUD(ヘッドアップディスプレイ)ユニット搭載カーナビが発表されました。パイオニアは昨年、フロントガラス越しの映像に情報を重ねて表示できる「ARスカウターモード」搭載のカロッツェリアを発売しましたが、今年はそこに新たにヘッドアップディスプレイを使用したモデルが加わり、ダッシュボードではなく前方を見たままナビゲーション情報を把握することができるようになり
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