プールのブロック塀が倒れ、三宅さんが下敷きになった現場(18日午前10時57分、大阪府高槻市の市立寿栄小前で)=尾崎孝撮影 高槻市は18日、倒壊した市立寿栄小のブロック塀について、「違法建築物」だったことを明らかにした。 ブロック塀は高さ約3・5メートル。約1・9メートルの基礎部分に、約1・6メートル分を積み上げた構造だった。塀はプール沿いにあり、基礎部分は1974年に設置。積み上げ部分は目隠し代わりだったが、設置時期は不明という。 建築基準法施行令では、ブロック塀の高さは「2・2メートル以下」と定めている。市の担当者は「事故が起きるまで違法性を認識していなかった」と説明。3年に1回、業者に校舎などの点検を委託しているが、塀に関する報告はなかったという。 一方、同小の卒業生によると、昨年、壁が傾いていることが卒業生らの間で話題になったという。府警は18日、現場の実況見分を行い、壁の根元部分
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