セキュリティ専門家らは米国時間3日、Microsoftの「Windows Meta File(WMF)」で先週発見された脆弱性が、すでに多数の攻撃を引き起こしていると警告した。 専門家によると、攻撃の形態は多岐にわたっており、「MSN Messenger」ワームや、悪質なウェブサイトへユーザーを誘導しようとするスパムなどがあるという。 この脆弱性は、SP(Service Pack)1および2を適用した「Windows XP」や「Windows Server 2003」で悪用が容易になっていると、専門家は述べている。F-Secureの最高研究責任者(CRO)Mikko Hypponenによると、「Windows 2000」や「Windows ME」などの古いバージョンのオペレーティングシステム(OS)では、影響が及ぶおそれがあるものの、脆弱性の悪用は比較的難しいという。 「状況は現在でもよく