経営資源の少ない中堅・中小企業において、コストを抑制できるICTサービスが注目されている。しかしながら、活用する上での課題も少なくない。 ハードの低価格化とネットワーク環境の充実により、中堅・中小企業でも情報システムの導入が可能となった。それと歩調を合わせるようにサービスとしてのICT利用が進展している。 ICTをサービスとして活用することによって、企業は初期投資やランニングコストを削減し、投資対効果を向上させることが可能となった。とりわけ経営資源の少ない中堅・中小企業においてはその期待は大きいだろう。ただ、単にサービスを利用すれば、期待するような効果が得られるということではない。「どのサービスを」「どの範囲に」活用するかを明確にし、最適なICTサービスを慎重に検討する必要がある。 今回は、その活用方法についての大まかな整理と、中堅・中小企業におけるICTサービスの可能性、特に情報処理・分
![【第2回】ICTサービスの可能性](https://cdn-ak-scissors.b.st-hatena.com/image/square/7e51372d18138e90ed2c8d95d693065718b5e361/height=288;version=1;width=512/https%3A%2F%2Fimage.itmedia.co.jp%2Fimages%2Flogo%2F1200x630_500x500_enterprise.gif)