わが尖閣諸島沖で海上保安庁の巡視船を沈めようとした殺人未遂船長を菅内閣が釈放して、問題が収まるかと思ったら謝罪と補償を要求されたり反日デモが起きたり…。やくざ国家に譲歩してはいけないという典型ですが、9年前に「新しい歴史教科書をつくる会」(西尾幹二会長)は同じようなことをして、重大な禍根を残しています。教科書問題史上特筆すべき「西尾つくる会」対韓屈服事件の真相を明らかにします。 扶桑社の中学校歴史教科書が最初に検定に合格した平成13年、韓国が内政干渉を行い、在日本大韓民国民団も採択妨害を繰り広げました。韓国政府は5月8日、わが国政府に扶桑社版の記述について25項目の修正要求を突き付けました。 西尾幹二氏ら執筆者は採択戦まっただ中の7月2日になって、検定に合格しているにもかかわらず、朝鮮関係の9か所について文部科学省に自主訂正を申請しました。9か所のうち5か所は韓国政府が修正要求した部分でし
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