3月下旬、一風変わったアイドル・グループの楽曲がSNS上で大きな話題を呼んだ――群馬在住のブラジル人少女によって結成された“リンダIII世”のデビュー曲「未来世紀 eZ zoo」。3月21日にミュージック・ビデオ(MV)がYouTubeにアップされると、バイリファンキやサンバのエッセンスを取り入れた斬新なアレンジと、日本語と英語とポルトガル語がチャンポンになったエキゾチックな歌詞、さらにはブラジル人の美少女たちがスチーム・パンク風の衣装を身にまとって可愛らしく踊り、最後にはなぜかゾンビまで登場する謎めいた演出の映像が話題となり、その存在はTwitterやFacebookを経由して瞬く間に“拡散”。MVも公開1週間で5万回を超える急速な伸びをみせ、1ヵ月間で10万回超の視聴回数を記録した。筆者もMVがYouTubeにアップされて間もなくTwitterで情報を知り、アイドル・ソングらしからぬ楽
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