タグ

ブックマーク / www.cinra.net (74)

  • TESTSETが「バンド」という肉体を手にするまで。砂原&LEOがMETAFIVEとの連続性と差異とともに語る | CINRA

    砂原良徳、LEO今井、白根賢一、永井聖一によるTESTSETが1stアルバム『1STST』を完成させた。もともと2021年の『FUJI ROCK FESTIVAL』にMETAFIVEの特別編成として出演したことからスタートしたこのバンドは、その後のライブオファーを受けてTESTSETとして再始動。これまでメディアへの露出はごく限られたものだったが、ライブを観た人からは絶賛の声が寄せられていたバンドの全貌がついに明らかになった。 METAFIVEからの連続性も感じられつつ、白根と永井もソングライティングに関与し、よりフィジカルに進化を果たした『1STST』はTESTSETとしての記名性が強く感じられる作品に。そして作は、生演奏とプログラミングを織り交ぜたサウンドデザインで、SNSに端を発する現代の諸問題を歌い、アートワークも含めて自然と文明の対比を描きながら、その複雑さを見つめ、「リアルの

    TESTSETが「バンド」という肉体を手にするまで。砂原&LEOがMETAFIVEとの連続性と差異とともに語る | CINRA
    Imamu
    Imamu 2023/07/14
    「LEO:砂原さんと白根さんはテクノ/ニューウェーブおじさんたちなんですね。で、私と永井くんは90sのロック好きおじさん」「ロックとテクノを上手く混ぜあわせるには、あいだにファンクを挟むと」
  • AIがもたらす音楽の未来は? ザ・ビートルズ『Revolver』を生まれ変わらせた音源分離技術から考える | CINRA

    AIがもたらす音楽の未来は? ザ・ビートルズ『Revolver』を生まれ変わらせた音源分離技術から考える 音楽AIが活用されるーーそう聞いたとき、どんなことをイメージするだろうか? タイムラインにあふれる画像生成AIによるイラストのように、自動作曲AIが手がけた楽曲がSNS、あるいはYouTubeにあふれかえった光景だろうか? AIが人間に取って代わる、なんてことも言われたりするが、人間が対応できないような作業を任せるツール、あるいはアシスタントとして、AI機械学習技術は日常生活や仕事におけるさまざまなシーンに浸透しつつある。それは広く音楽制作の現場においても同様で、先日発表されたThe Beatles『Revolver』のスペシャルエディションにはAIによる音源分離(デミックス)技術が活用されているという。 AI音楽の未来に何をもたらすか? 直近の事例や研究をもとに、ライターのi

    AIがもたらす音楽の未来は? ザ・ビートルズ『Revolver』を生まれ変わらせた音源分離技術から考える | CINRA
    Imamu
    Imamu 2022/11/03
  • The xxオリヴァー・シムが語る、「恥」をオープンにしてたどり着いた場所。見つけた自分の声 | CINRA

    13年前、10代でThe xxの一員としてデビューしたオリヴァー・シム。バンドメンバーであり親友であるジェイミー・スミス(Jamie xx)やロミー・マドリー・クロフト(Romy)に比べて秘密主義的で、ソロ活動にも積極的ではなかった彼が、9月9日に初のソロアルバム『Hideous Bastard』をリリースする。自身が17歳の頃からHIVとともに生きてきたことを公表した先行シングル“Hideous”で幕を開ける作は、「恐怖、恥、孤独、秘密、仮面」がテーマになっており、自分の弱さや感じてきた恐怖、自己嫌悪、そしてホラーへの愛情をさらけ出した非常にパーソナルでエモーショナルな作品に仕上がった。 長く苦しい自問自答の3年間を経て完成したという作。もともとソロアルバムをつくる気がなかったというオリヴァーは、プレス資料のなかで「私を怪物にしたと思われる要素を全て引き出して、それを世の中に見せた」

    The xxオリヴァー・シムが語る、「恥」をオープンにしてたどり着いた場所。見つけた自分の声 | CINRA
    Imamu
    Imamu 2022/09/10
    「The xxの歌詞の抽象的なニュアンスは、意図的なもの」「ジョン・グラントやエルトン・ジョン、Perfume Geniusといったアーティストたちと」
  • ヒップホップとスケートボードは、どのように関係を深めた? 90年代〜10年代のポイントを振り返る | CINRA

    ヒップホップとスケートボード、このふたつのカルチャーが親密な関係にあることはいまや疑いようがない。 超大物ラッパーLil Wayne(リル・ウェイン)はスケートボードに入れ込んでいることが知られ、東京オリンピックで金メダルを獲得したスケーターの堀米雄斗とともにミュージックビデオを撮影したことも報じられた。 ヒップホップとスケートボードの良好な関係は、ミュージックビデオや映画作品にも見いだすことができ、近年では映画『mid90s』(2020年に国内公開)がその代表格だろう。 もちろん、ジャズやロックにはじまり、ヘヴィメタルやハードコアパンクにラップメタル、エレクトロニックミュージックをはじめとして、スケートボード自体が音楽と親和性の高いカルチャーではある。しかしスケートボードと音楽の関係において、現在進行形でもっとも注目すべきものといえば、それはやはりヒップホップと言っていいだろう。両者は、

    ヒップホップとスケートボードは、どのように関係を深めた? 90年代〜10年代のポイントを振り返る | CINRA
    Imamu
    Imamu 2022/08/20
    「ポップパンクリバイバルとメンフィスヒップホップ。一見まったく異なるように見えるこのふたつだが、両者の背景には共通してスケートボードカルチャー」
  • 破壊と祝福、シスターフッドの号火――春ねむり『春火燎原』合評。精神性、ボーカル表現から紐解く | CINRA

    <死にたいと思うのはなぜ / 生きたいと思うのはなぜ / 死ねと叫ぶのは誰 / 生きろと叫ぶのは誰>(”春火燎原”) 4月22日に発表されたアルバム『春火燎原』(シュンカリョウゲン)のなかで、春ねむりはこう歌う。「死にたい」と「生きたい」の狭間で生々しく揺らぐ命、その寄る辺のない魂が身を置く過酷な社会の実情が浮かび上がる。この「春火燎原」という言葉には、こんな意味が込められているのだという。 四字熟語「星火燎原」をもじった造語。「星火燎原」とは、星のように小さな火も、燃え広がると広野をも焼き払うというところから転じて、反乱や一揆が次第に大きくなっていき、防げなくなることをたとえたもの。春になり生命がいっせいに目覚めるとき溢れ広がるエネルギーのように、魂の火が燃え広がるさま。 - 春ねむり『春火燎原』特設サイトより 春ねむりが掲げる、もしくはそのなかに灯る、あるいは燃えたぎる魂の火。その火は

    破壊と祝福、シスターフッドの号火――春ねむり『春火燎原』合評。精神性、ボーカル表現から紐解く | CINRA
    Imamu
    Imamu 2022/05/13
  • K-POPは誰が踊ってもいい──カバーダンス文化の魅力とは | CINRA

    実は歴史が長い? 日におけるK-POPカバーダンスのカルチャー K-POPはもはや、韓国だけの文化ではなくなりつつある。日国内でも、前回取り上げた『PRODUCE 101 JAPAN』をはじめ(参考:『日プ』で生まれた化学反応。ローカライズ化と、新鮮な男性像)、AbemaTVで配信されたサバイバルリアリティー番組『Popteenカバーガール戦争』や、TWICEらを擁するJYPエンターテイメントによるオーディション番組『Nizi Project』(参考:ITZYや虹プロに見る「私」へのまなざし。K-POP女子グループのいま)といった、K-POPのフォーマットをローカライズしたプログラムがいくつも現れている。もはや韓国の芸能事務所や芸能人が関わっていなくても成り立ちうるほどに、「K-POP」は自立したジャンルとして裾野を広げつつある。 それは企業によるオフィシャルなコンテンツだけでなく、ユ

    K-POPは誰が踊ってもいい──カバーダンス文化の魅力とは | CINRA
    Imamu
    Imamu 2020/12/11
    「多くのK-POPアーティストの歌詞に見られる自己肯定的なメッセージと、それを歌う彼ら彼女らのストイックさとの間」「容姿や技術をストイックに磨いている「アイドル」が、「自分らしくあれ」というメッセージ」
  • 都築響一が語る、日本のファッションの面白さ、本当のかっこよさ | CINRA

    2020.06.24 Wed Sponsored by 東京オペラシティ アートギャラリー『ドレス・コード? ―着る人たちのゲーム』 おしゃれってなんだろう? パーフェクトなルックスのモデルやインタスタグラマーたちが、日々ファッション誌やInstagramを通して、しつらえのよい服やアクセサリーを身につけて理想のビジョンを提供する。そのように流通しているファッションとはいったい誰のためのものなのだろうか? そんな悩ましい疑問も含めて「ファッションとは?」を考える機会になるのが『ドレス・コード? ―着る人たちのゲーム』展だ。時代、地域、社会階層文化に紐づくファッションのコード(規範)を多角的にとらえる同展では、西欧を中心としたハイファッションのみならず、俗に言うヤンキーやオタク系の文化風俗も取り上げられている。 そんなファッションの多面性を考えるため、同展出品者でもある都築響一に話を聞く機

    都築響一が語る、日本のファッションの面白さ、本当のかっこよさ | CINRA
    Imamu
    Imamu 2020/06/27
    『ドレス・コード? ―着る人たちのゲーム』展/「ハイファッションの世界はデザイナーの世界観に自分をいかに近づけさせるかという力学」「イオンタウンでうろうろしている女の子のジャージの着こなし」
  • downy、音楽家たちに愛された20年 ミトら同志7人の手紙から辿る | CINRA

    のオルタナティブシーンを代表するバンド、downyが結成から20年の節目を迎えた。変拍子を駆使したハードコアサウンドとサイケデリックなVJを組み合わせた独自のスタイルで、NUMBER GIRLや54-71らとともに、異質な存在感を放っていた2000年代。活動休止期間(2004年12月~2013年10月)を挟んで、トラックメイクの色合いを強め、生のバンドサウンドとビートミュージックを組み合わせたような、現代的でありながら、やはり他の誰とも似ていない作品を生み落した2010年代。downyは常に革新的なバンドであり続けてきた。 2018年にオリジナルメンバーである青木裕が逝去し、サポートを務めていたトラックメーカーのSUNNOVAが正式メンバーとして加入するという、バンドにとって最大の変化を経て、通算7枚目となるアルバムが完成。タイトルはもちろん、「無題」である。 今回は、小林祐介(THE

    downy、音楽家たちに愛された20年 ミトら同志7人の手紙から辿る | CINRA
    Imamu
    Imamu 2020/03/29
  • 菊地成孔が渋谷PARCOでお買い物。買うことは、生きている実感 | CINRA

    2019年11月。3年のときを経て、その佇まいを一新した渋谷PARCO。オープンからおよそ2か月が経ち、変革期を迎える渋谷の新たなカルチャーの拠点、そしてインスピレーションに満ちたお買い物の場として、すでに足を運んだ人も多いかもしれない。 そんな渋谷PARCOを舞台に、3名のゲストそれぞれのリアルなお買い物に迫る連載企画「新生・渋谷PARCOで紡ぐ、3人のお買い物ドキュメンタリー」。コムアイ、菊池亜希子に続き今回は音楽家の菊地成孔が、制限時間2時間、予算10万円というルールのもと、お買い物にチャレンジした。 デパートラバーとしても知られ、時間が許す限り足繁くデパートやファッションビルを巡回しているという菊地成孔。「つねに良客でありたい」と話す彼が、オンラインショッピングがあまねく普及する今、リアルな場におけるお買い物体験に求めるものとは。「コスパ」に対する見解や、変容し続ける東京の街につい

    菊地成孔が渋谷PARCOでお買い物。買うことは、生きている実感 | CINRA
    Imamu
    Imamu 2020/02/19
    「良客~しかも、あっさりしていないといけない」「生活のなかで着ているお洋服~可処分所得や好みを照らし合わせて、血の一滴で買ってる」「人が生きていることが一番コスパが悪い」
  • 崎山蒼志が戸惑い混じりに語る、『日村がゆく』以降の喧騒の日々

    2018.09.11 Tue Sponsored by 『J-WAVE 30th ANNIVERSARY FESTIVAL INNOVATION WORLD FESTA 2018 Supported by CHINTAI』 今年5月に、AbemaTV『日村がゆく』の『高校生フォークソングGP』に出演、一斉に注目を浴びた、静岡・浜松に住む高校1年生のシンガーソングライター・崎山蒼志。4歳からギターをはじめ、小学6年生から楽曲作りを開始、その数はすでに300曲を超える。紡ぐ言葉は鋭利でもあり、柔和でもある。自分の作った音楽の正体を、誰かに把握されることから逃げていくような楽曲は、圧倒的な個性を放つ。 番組で彼のことを見たミュージシャンは、「すげぇ」と脱帽しながら笑っていた。なんだかすごいものを見たとき、人は思わず笑うのだ。まだインタビューに慣れているわけではない崎山は、度々口ごもる。だから、表

    崎山蒼志が戸惑い混じりに語る、『日村がゆく』以降の喧騒の日々
    Imamu
    Imamu 2018/09/22
    「「君島大空さんっていう音楽家が大好きなんですけど、その方からいただいた吉増剛造さんの詩集を読んでいるところです」「田中泯さんとか……」」
  • DEZERTが語る、ビジュアル系シーンの「沼」が腐ることへの危惧 | CINRA

    4人組ビジュアル系バンド・DEZERTが、2年半ぶりとなるニューアルバム『TODAY』を8月8日にリリースした。作は、ACID ANDROIDやMUCC、シドなどが所属するMAVERICKへ移籍しての第1弾リリース。 これまでの彼らは曲タイトルや歌詞、ビジュアルイメージなどに、グロテスクで奇をてらったものが多かったが、作ではそうした表現を極力廃しており、自分たちの言いたいことをストレートに伝えようという意思をこれまで以上に強く感じさせる。「ありのままの自分」を心から愛することができず、常に欠乏感を抱えながら居場所を求め続けるボーカル・千秋の赤裸々な歌詞には、これまでビジュアル系に触れたことがなくても、きっと共感する人が多いはずだ。 ビジュアル系の持つ非日常的な世界観に惹かれ、音楽活動を始めたという千秋。レーベルを移籍し、「伝えること」を第一に考えながら作り上げた作で彼は、一体どのよう

    DEZERTが語る、ビジュアル系シーンの「沼」が腐ることへの危惧 | CINRA
    Imamu
    Imamu 2018/09/18
    「もともと僕は、蜉蝣というバンドの非日常的なビジュアルに惹かれ~蜉蝣を知ったときは、すでに解散していて」
  • Maison book girlがアイドル界を俯瞰して語る、自らの立ち位置 | CINRA

    変拍子、不協和音などアバンギャルンドな要素を取り入れた楽曲、コンテンポラリーダンスにも通じる振付けによるパフォーマンス、芸術性を高めたアートワーク。アイドルシーンに収まらずポップカルチャーシーンにおいて際立った存在感を示しているMaison book girl(以下、ブクガ)が、6月20日にレーベル移籍第1弾となるシングル『elude』をリリースする。 さまざまなアイドルグループが次々と生まれては、メンバーの卒業や解散などを経て、過渡期にあるように思うアイドルシーン。そんななかで、バンドやミュージシャンと対バンを行うなど、より音楽シーンから近い立ち位置にいるように見えるブクガの4人へインタビューを行った。結成から3年以上経ち、アイドル界を隅のほうから見てきたようにも思う彼女たちは現状をどう捉えているのか? 現状における自らの立ち位置、ブクガの世界観の捉え方、グループの現状と将来像などについ

    Maison book girlがアイドル界を俯瞰して語る、自らの立ち位置 | CINRA
  • 中田ヤスタカが、世界の音楽シーンから見た邦楽の今後を語る | CINRA

    中田ヤスタカが初のソロアルバム『Digital Native』を発表した。映画『何者』の主題歌“NANIMONO(feat.米津玄師)”や、“Crazy Crazy(feat.Charli XCX & Kyary Pamyu Pamyu)”、『ULTRA MUSIC FESTIVAL』の公式アンセム“Love Don't Lie(Uitra Music Festival Anthem)(feat.ROSII)”など、コラボレーションやタイアップ楽曲を数多く含んだ内容は、いわゆる「作品集」のように見えなくもない。しかし、作の背景には中田が常々語っていた「もっと作り手にスポットが当たってほしい」という強い想いがあり、能動的に「今作りたくて作った」という、正真正銘のソロアルバムだと言っていい。 そして、非常に印象的なのが『Digital Native』というタイトルだ。現在38歳の中田はもちろ

    中田ヤスタカが、世界の音楽シーンから見た邦楽の今後を語る | CINRA
    Imamu
    Imamu 2018/03/02
    「「シンセサイザーの音よりアコギの方が好き」って人はいると思うんですけど、それをiPhoneで聴きながら言ってるみたいな話です」
  • 菊地成孔×湯山玲子対談 「文化系パリピ」のススメ | CINRA

    菊地成孔がペペ・トルメント・アスカラールと共に提供する『晩餐会 裸体の森へ』が、昨年に引き続きモーション・ブルー・ヨコハマにて開催される。 イベントは、主催者でありバンドのリーダーでもある菊地自らが、シェフとコラボレートして、材やレシピ、ワインの選定に至るまで統括するという、ジャズ史上でもほとんど例を見ない珍しい晩餐会だ。音楽と、事と酒、そしてエロス。それらが混じり合う空間を、なぜ彼は必要としているのか。 菊地とは『不道徳音楽講座』を共催し、自らも『爆音クラシック』など様々なイベントを仕掛ける著述家、湯山玲子とともに、イベントへの意気込みや「大人の贅沢な遊び方」について語ってもらった。 不道徳は、文化男女にとって上位の価値基準だった。(湯山) ―菊地さんと湯山さんは、渋谷のユーロスペースで『不道徳音楽講座』というイベントを不定期で行なっているそうですが、これはどのようにして始まっ

    菊地成孔×湯山玲子対談 「文化系パリピ」のススメ | CINRA
    Imamu
    Imamu 2017/11/16
    「「遊び方」がタコツボ化していますよね。全く余裕がない状態が信仰っぽいのかも。そして、それが「21世紀の遊び人」としての姿なのかなとも思う」「昔の遊び人のグルメとは全然違う」
  • THE NOVEMBERS×The Horrors 日英のバンド事情を教え合う | CINRA

    2017.09.20 Wed Sponsored by THE NOVEMBERS『Before Today』、The Horrors『V』 約3年ぶりとなるアルバム『V』のリリースを控えるThe Horrorsと、彼らから影響を受け、先日キャリア初となるベストアルバム『Before Today』をリリースしたTHE NOVEMBERSの小林祐介の対談が実現した。 歴史的・文化的背景から見ても、日とイギリスのバンド事情が異なるというのは多くの人が知るところだろう。では、実際どれくらい違うのか? 2組の対談では、そのことが浮き彫りになったように思う。ソーシャルメディアの発達、サブスクリプションサービスの普及など、音楽を取り巻く環境が劇的に変化するなか、状況は違えど、同じようにロックバンドとして生き残ってきた両者。彼らは今、何を思うのか。音楽評論家の田中宗一郎を案内役に、驚きとギャップに満ち

    THE NOVEMBERS×The Horrors 日英のバンド事情を教え合う | CINRA
    Imamu
    Imamu 2017/09/21
  • THE NOVEMBERS小林×ENDON那倉が誘う、深遠なるBorisの世界 | CINRA

    今年結成25周年を迎えるBorisが、ニューアルバム『DEAR』を7月12日に日先行リリースした。北米ドゥームメタルの代表格Sunn O)))との共作や、ジム・ジャームッシュ監督作への楽曲提供など、海外での活動を積極的に行う一方で、松たか子主演映画『告白』に新曲を書き下ろしたり、灰野敬二やMerzbow(秋田昌美)と共同名義の作品をリリースしたりと、日でもメインストリームからアンダーグラウンドまで縦横無尽に行き来しながら表現の幅を広げてきた彼ら。 作は、黄泉の淵から湧き上がってくるようなドローンサウンドの上で、極限まで削ぎ落とした鋼のようなギター、ベース、ドラムが重々しく打ち鳴らされるたび、時空がゆっくりと歪む――そんな前人未到の世界が眼前に立ち現れるような体験が味わえる作品に仕上がっている。 Borisというと、どこかアクセスへのハードルが高いと感じている人も多いかもしれない。そこ

    THE NOVEMBERS小林×ENDON那倉が誘う、深遠なるBorisの世界 | CINRA
    Imamu
    Imamu 2017/07/13
    「「楽曲を構築していく」というのはすごく父性的な行為であるのに対し、ノイズは母性的というか~あるいは、ノイズは「万能感」の象徴」
  • 神聖かまってちゃん・の子が語る、20代からの成長と現代への怒り | CINRA

    2008年、“ロックンロールは鳴り止まないっ”という衝撃的かつ普遍的な名曲を携えて、神聖かまってちゃんが世の中に現れてから、もうすぐ10年。同時期に頭角を現したバンド、それぞれが提示したサウンドとアティチュード、そして辿った道のりを考えると、この10年が音楽シーンにとって、いかに変化の季節であったのかがわかる。 あらゆる価値観が、かつてない速度で咲き乱れ、ときとして散っていった中、「ロックンロールは鳴り止まないっ」と、終わることのない衝動とロマンを掲げた神聖かまってちゃん。そのフロントマンであり、稀代のアジテーター・の子の現在地は、どこなのだろう? 新曲“夕暮れの鳥”を聴いたとき、「この曲は、鳴り止まなかったロックンロールの、ひとつの解答だ」と思った。まるでBon Iverをローファイに解釈したような、ささくれ立ったゴスペル。圧倒的な名曲である。この名曲の興奮を人にぶつけようと、の子の単

    神聖かまってちゃん・の子が語る、20代からの成長と現代への怒り | CINRA
    Imamu
    Imamu 2017/05/25
    「世の中に対するアンチテーゼの席は、すぐに奪われると思っていたんですよ。なんで、僕らみたいなおっさんバンドが、この役目をまだやっているんですかね」「フェスだけで盛り上がっている感じもくだらないし」
  • 向井秀徳が語る、音楽に向かう原動力「私は自意識恥野郎ですよ」 | CINRA

    ゴールデンウィークも終盤の5月6日、日比谷野外音楽堂を舞台に『THE MATSURI SESSION』が開催される。このイベントはもともと6年前の2011年10月に、向井秀徳が運営する「MATSURI STUDIO」を使用している3組、ZAZEN BOYS、KIMONOS、向井秀徳アコースティック&エレクトリックが集って開催されたもの。今回はさらに吉田一郎不可触世界とLEO今井のソロバンドが加わり、まさに「MATSURI STUDIOファミリー総出演」といった様相の、大宴会が開催されるというわけだ。 近年の向井は、バンド、ソロ、ユニットと様々な形態でライブを行いつつ、昨年は『ディストラクション・ベイビーズ』と『TOO YOUNG TO DIE! 若くして死ぬ』という2映画音楽も担当しているが、ZAZEN BOYSとしては2012年の『すとーりーず』以降、新作の噂は届いていない。 そこで

    向井秀徳が語る、音楽に向かう原動力「私は自意識恥野郎ですよ」 | CINRA
    Imamu
    Imamu 2017/04/21
    「家のレコードがある程度限界に達して、「持ってる分でいいや」みたいに自分が聴けるキャパがいっぱいになった頃」
  • 『ラブライブ!』のプロジェクトはなぜ成功した? 木皿陽平の考え | CINRA

    のエンターテイメント業界の最前線で戦い続ける人物に話を聞く連載『ギョーカイ列伝』。今回登場するのは、アニメやゲーム関連の音楽を中心に展開しているレコード会社「ランティス」の制作部チーフプロデューサー・木皿陽平。数多くのヒットアニメに携わり、SCREEN mode、大橋彩香などのプロデュースも手掛けている売れっ子プロデューサーだが、やはり特筆すべきは『ラブライブ!』の成功だろう。 『ラブライブ!』プロジェクトとして、CD、ライブ、アニメ、ゲームなど、幅広いメディアミックスを展開し、作品に登場するスクールアイドルグループとして実際のキャストが活動するμ'sは、2015年に『第66回NHK紅白歌合戦』に出場、翌年には東京ドーム公演を成功させるなど、一大ブームを巻き起こした。その核にあったのは、マイウェイを貫く木皿の媚びない姿勢だった。『ラブライブ!』のファンはもちろん、「アニメや声優には興

    『ラブライブ!』のプロジェクトはなぜ成功した? 木皿陽平の考え | CINRA
    Imamu
    Imamu 2017/03/01
  • インスタントな表現に喝を downy青木裕×DIR EN GREY薫対談 | CINRA

    downyやunkieなどで活躍するギタリスト・青木裕が初のソロアルバム『Lost in Forest』を完成させた。青木といえばギターで出しているとは思えないサウンドメイキングや、椅子に座って観客に背を向けながら演奏するスタイルで異彩を放ち、また一昨年には初の個展を開催するなど、イラストや模型の分野でも注目を集める才人。制作期間10年、数千トラックに及ぶギターサウンドのみで構成されたアルバムには、ある種の「怨念」が凝縮されているという。 今回はMORRIE(DEAD END、Creature Creature)、SUGIZO(LUNA SEA、X JAPAN)と共にアルバムにゲスト参加しているDIR EN GREYの薫を迎え、青木とのギタリスト対談を実施。プレイスタイルは異なれど、「闇」や「痛み」を表現の根幹に持ち、己の道を進み続ける両者は、どちらも映画好きだったりと共通点が多い。「時代

    インスタントな表現に喝を downy青木裕×DIR EN GREY薫対談 | CINRA
    Imamu
    Imamu 2017/01/19
    「DEAD ENDの打ち上げ」「『第5作品集「無題」』)を気に入ってくれたみたいで」