話題を呼んだ「bis」創刊号 大学時代から「小悪魔ageha」(インフォレスト~ネコ・パブリッシング)編集部のアルバイトを経て、2012年に「LARME」(徳間書店)を立ち上げ、弱冠26歳で編集長になった中郡暖菜氏。アイドルの起用や世界観重視の誌面など、それまでの女性ファッション誌にあまり見られなかった大胆な手法で、同誌を創刊1年で発行部数20万部のヒットに導いた。昨年秋に「LARME」編集長を退任し、今年より雑誌「JJ」(光文社)の妹誌である「bis(JJ bis)」の11年ぶりの復刊を手掛け、編集長を務めている。5月25日に発売されたプレ創刊号「bis」の表紙は女優の志田未来が飾り、夢野久作の小説をモチーフにしたフォトストーリーが巻頭特集となっている。明らかに現在の女性誌とは一線を画する作り方だ。 今後の女性誌カルチャーを担うキーパーソンである彼女は現在の女性誌、女性向けウェブサイトを